昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
ちょっと「ことばのお勉強」
◎10月22日の記録
リタリン 1回目 8:00 2回目 13:00
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今日は日曜日。
家の中ではお絵かきに夢中。外ではゴルフごっこ。時々ゲームをしたり・・・試しにちょっと「お勉強」もしてみた。(笑)
公文式の4,5,6才用『ことばのおけいこ』というのを買ってきたのだが、自分もお勉強出来ると分かって、昇平は大喜びだった。
お兄ちゃんが普段勉強しているのを見ているから、お勉強に憧れがあるのだ。(笑)
で・・・その結果、昇平は非常によく課題に取り組んでいた。
ひらがなは全部読めるし、半分くらいは自分でなぞり書きしたし。(そのうち飽きてきたので、私が手を持って残りを書かせた。)
絵を見てその名前を言う課題も、絵の状態にあった形容詞を選ぶ問題も、難なくクリアしていた。
とにかく、言葉はよく知っているし、目の前に「お勉強」という形で課題があると、ものすごくよく集中して反応する。
ただし、集中時間は15〜20分が限界だった。年齢相当というところか。
これだけ「ことば」を知っていながら、実際に話すのにはあまり使えないのだから、やはり、話す過程に何らかのトラブルを抱えている子なのだろうな。
とはいえ、その感じはちょうど、英語の文法も単語も頭に入っているのに、実際外人の前に立つとしどろもどろになって会話が出来なくなってしまう日本人、という感じ。(笑)
そんな日本人も、英語で会話する場面に慣れ、同時に、話したいことが自分の中にはっきりするようになってくると、ちゃんと会話ができるようになってくる。
だから、時間はかかっても、昇平も少しずつ話すことや話す内容がしっかりしてくるだろう、と私は予想しているのだ。
そういえば、夕食の時、来客でちょっと私が席を離れたら、昇平が台所から出てきたので、「あら、夕御飯は食べ終わったの?」と注意したところ、昇平、ニコニコしながら「たべおわったよ〜。ほら!」と空になった茶碗を見せた。
受け答えがずいぶんはっきりしてきたと感じるこの頃。
ことばの成長は日々進んでいるようだ。
p.s.
ほんとうは、こういうお勉強ではなく、もっと状況判断や人間関係の学習に役立ちそうな「お勉強」がしたかったのだが(^_^;)、まずは、お勉強がどのくらい出来るものか、どんな反応をするのか、試してみたのだ。
やってみた感じでは、ひらがなの練習なんかより、絵を見てそれに適当なことばを選ぶ問題が、一番昇平には役立ちそうだった。
まぁ、ことばの勉強だって、ひいては人間関係に役立つものではありますし、本人、「お勉強」が気に入ったようだから、もうしばらく、試してみましょうか・・・。(笑)
[00/10/23(月) 05:57]