昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

時間の把握

◎11月20日の記録

 リタリン  1回目 8:20  2回目 12:30
 
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夕方6時から、母は子供会の集金に出かけ、昇平は兄や祖父母と夕食を食べて留守番をしていた。
クリスマス会の連絡もあったので、母が帰ってくるまでに1時間以上かかったのだが、昇平はまず6時半頃2階からおりてきて、「お母さんは?」と祖父母に尋ねたという。
おばーちゃんが「6時50分くらいになったら・・・長い針が10に来たら、きっとお母さんは帰ってくるよ」と教えると、分かってまた2階に上がっていき、次に、きっかり6時50分にまた降りてきて、母が帰ってきているか確かめたらしい。
結局、母は7時15分頃に帰宅したのだが、その時には、昇平は2階でおとなしくゲームをしていた。
兄も同じ2階にいたので、それで安心していたのだろうが、それにしてもきちんと待てるようになってきたことには感動してしまった。

「長い針が6になっちゃう! 早く食べなくちゃ!」と焦ってパニックになっていた給食も、最近では落ちついて食べられるようになってきた、ということだが、その背景には、この時刻や時間の間隔の理解があるようだな、と思っている。
正確に時刻や時間の流れをつかめるようになってきたから、あまり焦らなくてもすむようになったのだろう。
子供は日々成長する。
成長を信じながら待つ、というのも大事なことだな、と思っている。

[00/11/21(火) 06:01]

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