昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

熱とクリスマス・イブ

◎12月24日の記録

 リタリン  1回目 −−  2回目 12:30
 
   ☆★☆★☆

昇平もお兄ちゃんも、現在風邪ひき中。
昇平は扁桃腺が腫れて熱が出ているし(37.5℃〜38.6℃)、お兄ちゃんは消化器系をやられて食欲がない。それでもだんだん元気にはなっているようだし、昇平にいたっては、熱があるだけであとは何の症状もないので、まあまあの状態だが。

   ☆★☆★☆

熱があるときの昇平は、さすがに多動ではなくなる。
いつもなら興味がころころ移り変わって、部屋中彼が引っぱり出してきたもので足の踏み場もなくなるのだが、さすがに、今回はそこまでは行かないようだ。(とは言っても、やはり散らかるが)
それで、午前中はリタリンを休みにしてみたが、多動以外の部分・・・集中力や判断力みたいなところで違いを感じたので、午後はやはり飲ませることにした。
特に、今は具合が良くないので、様子が激変する、ということはないが、それでも、なんとなく態度が落ち着いていた。

   ☆★☆★☆

母は、午後から買い物に行くことにしていた。予約しておいたクリスマスケーキを受け取り、チキンレッグなどのクリスマスのごちそうを買い出ししてこなくてはならない。
昇平が「いっしょにいく!」と言っていたが、「熱があるから、家でお兄ちゃんとお留守番。おやつを買ってきてあげるからね」と言い聞かせていた。
買い物には3時になったら行くことにして、その前に少し昼寝しよう、とお兄ちゃんの布団にもぐり込んだ。(お兄ちゃんはこの時、起きだして、階下の茶の間にいた。)
すると、その様子を見た昇平が、こう言った。
「えーーっ、お昼寝するの? 買い物はー?」
「もちろん行くよ。3時なったらね」
とは答えたものの、その昇平の言い方に、こちらはビックリしていた。
いつの間に、こんなふうにまともな状況判断ができるようになったのだろう、と。
昨日も、この手のレポートをいくつかしたが、最近、こんなふうにまともなことを言うことが多くて、驚かされることが多くなってきた。

   ☆★☆★☆

さて、今日はクリスマス・イブ。
「夜、サンタさんが枕元にプレゼントを置いていってくれるよ」と教えると、
「うん、いいよー」とにこにこ顔の昇平。
今年はちゃんとクリスマスが理解できているんだなぁ。
クリスマスケーキにもとても喜んでいたし。

しかし、彼の最終的なクリスマスプレゼントのリクエストは、「マリオゴルフ」というゲームソフト。
でも、お兄ちゃんにゲームソフトが来るので、サンタさんは別のものをプレゼントに準備している・・・はず。(笑)
さてさて、朝になって目を覚ました昇平は、どんな反応をすることでしょう?

[00/12/25(月) 05:52]

[表紙][2000年リスト][もどる][すすむ]