昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

ことば

◎1月6日の記録

 リタリン  1回目 8:30  2回目 13:00
 
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今日は土曜日。
12時10分頃に保育園へお迎えに行った。
すると、「たった今、お給食を食べ終えて下りてきたところなんで、まだ薬を飲ませていないです」という先生のことば。
実際、昇平は一度の食事に45分〜1時間近くかかるので、いつだって時間ぎりぎりになってしまうのだ。朝だって、本当は8時半までに登園なのに、ちゃんと間に合ったためしがない・・・(^_^;)

さて、その足でスーパーに買い物に回ってから帰宅したのだが、リタリンが切れている昇平は、ものすごくハイな状態だった。早く帰宅できるのも嬉しかったのだろう。とにかく、すごいはしゃぎぶり。しゃべりまくり、うろちょろしまくっていた。
余りのにぎやかさに「うるさいよ。ちょっと静かにしなさい」と注意したほど。

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そう言って、ふと思い出した。
昔々、まだ昇平がほとんど何もしゃべれなかった頃のこと。
なんでもいいから、ほんの一声でも良いから、自分の気持ちを話して欲しい。そうしたら、それを手がかりにこちらで察してあげるから・・・と、ただただ大泣きするだけの昇平を前に、こちらも泣きたいくらいの気持ちで思っていたあの日。
それでも、いつかはきっと話し出すだろう。もしかしたら、しゃべりすぎでうるさい! なんて言うかもしれないなぁ、なんて、冗談のように考えていたあの日。
本当にひっきりなしに話す昇平に「ちょっとは静かにしていなさい」なんて注意する日が、本当に来るなんて。(笑)

夜寝る前の素語りは「だんご」の話。
親戚の家で団子を初めて食べた男の子が、自分の母親にも作ってもらおうと、道々「だんごだんご・・・」と言い続けるのだけれど、川を跳び越えるときに「どっこいしょ」と言ってしまったために、母親に「どっこいしょを作って!」と言って怒られる、というストーリー。
この話をしたのが二度目ということもあるが、とにかくよく理解していて、男の子が母親に「どっこいしょ作って〜!」と駄々をこねる場面では大笑いしていた。

ことばは、ただたくさん出れば良いというものでもないけれど、こんなふうにことばによる理解が進んでいると感じられる瞬間は、本当に嬉しい。
これからは、家族以外にもよく通じることばを話すことが目標になっていくのかな・・・などと考えている。

[01/01/07(日) 11:05]

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