昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
連絡帳から・11
◎3月28日の記録
リタリン 1回目 8:30 2回目 11:45
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保育園の連絡帳から。
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朝、昇平くんがこのノート(連絡帳)を「おはようございます!」と言いながら先生に手渡す姿を来て、1人の女の子が「昇平くん、お利口さんになったね〜」とほめていました。
私たち大人がそう感じるのと同様に、まわりの子どもたちも感じているのだな、としみじみ思いました。
今日は年長さんの卒園式でしたが、とても落ち着いて参加できました。
練習の時からちゃんと席に座っていられたので、こちらとしても安心して昇平くん自身に任せていることができました。
途中、偶然、制服のボタンが取れて泣きそうになりましたが、「今は卒園式でつけられないからね。後でね。大丈夫だから泣かないんだよ」と小さな声で言い聞かせると、すぐに納得して、また静かに式に参加することができました。
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この連絡帳を読んで、旦那がしみじみと言った。
「入園した頃の1年前とは、本当に比べものにならないくらい成長したなぁ」
まったくそのとおり。
入園式の日、昇平は静かに椅子に座り続けることが困難だった。
椅子に座る昇平のわきに私がしゃがみ込んで、安心させるように背中をたたき続けていた。
たくさんいる知らない顔の大人と子ども、知らない場所。
昇平はパニックを起こして、無関係な漫画のセリフなどを次々に口にしながら、最大限に緊張して、母にしがみついたり、服にもぐり込もうとしたりしていた。
母が保護者の説明会に残るときにも、泣きながら先生に抱かれて教室に行った。
教室を抜け出して、先生が追いかけてくれたことも度々あった。
今は、その集まりがなんのためのものなのか、理解することができる。
だから、安心して参加することができる。
周囲のお友だちの行動を見て、真似して、自分も同じ行動をとることができる。
言われたことをきちんと理解して、そのとおりにすることができる。
どうしていいか分からなくなったときにも、パニックに陥らないですむようになっている。
・・・本当に、大きな成長だなぁ。
1年間、たゆまずうまず、昇平を見守り、指導し続けて下さった先生方に感謝!
昇平を仲間として受け入れ、一緒に生活してくれていたお友だちに感謝!
来年度も、どうかよろしくお願いしますね。
[01/03/29(木) 05:50]