昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

質問

◎5月1日の記録

 リタリン  1回目 8:30  2回目 12:00
 
   ☆★☆★☆

昇平のクラスに新しいお友だちが2人入ってきた、と聞いたので、昇平に質問してみた。

母 「新しいお友だちが2人来たんだって?」
昇平「(嬉しそうに顔を輝かせて)きたよ!」
母 「なんて名前の子?」
昇平「TくんとSくん!」
母 「TくんとSくんかぁ。・・・その子たち、お母さんと離ればなれになって泣かなかった?」
昇平「泣かなかったよ」
母 「お給食もいっしょに食べていったの?」
昇平「お給食は食べなかった」
母 「そうか。お給食の前に、早く帰っていったのね」

新しいお友だちに興味津々でいたらしい。こちらが意外に思うほど、はっきりとお友だちの名前や行動を覚えていた。
それに、新しいクラスメイトが増えたことが、嬉しくてたまらないらしい。こんな感情が育っていたんだなぁ、と発見。

   ☆★☆★☆

夕食を食べていたとき、昇平に保育園での様子を尋ねてみた。

母 「今日は何をして遊んだの?」
昇平「(かなり長い時間、考え込んでから)え〜〜〜っとぉ・・・ビリヤード」
母 「ビリヤード!? そんなもの、保育園にあるの?」
昇平「いろいろな色のふたを並べて〜、ボールを転がして〜、カコーン、ガチャン、ガチャン・・・って遊ぶんだ」
母 「ははぁ。自分で作ったビリーヤードごっこのわけね。他には何をしたの?」
昇平「・・・・・・ブロックしたよ」
母 「ブロックで何を作ったの?」
昇平「(レースの)コースだよ」
母 「コース? 車は保育園にあるの?」
昇平「あるよ。車は(ブロックで)作るんだ」
母 「なるほどね〜。ブロックは1人で遊んだの? お友だちと一緒?」
昇平「お友だちといっしょ」
母 「誰と?」
昇平「・・・Tくん(と、今日入ってきたばかりの新入園児の名前を言う)
母 「Tくんと遊んだの?」
昇平「(しまったというような顔で)あそんでない。Nくんと遊んだ」

相変わらず、遊んだ相手の名前を覚えるのは苦手な昇平だが、もしかしたら、Nくんと遊んだのは本当なのかもしれない。担任に確認してみようと思っている。

それにしても、昇平がいろいろなことがらを「説明」できるようになってきたことには感動している。
ビリヤードの解説、ブロックでの遊び方。ことばはまだたどたどしくて、充分に状況を描写するまでには至らないけれど、それでも、言葉の端はしから園での様子が想像できるようになってきた。
以前は、担任に教えてもらうしか手がなかったというのにね。(^_^;)
あまり質問責めにすると昇平も答えるのが大変になってしまうので、様子を見ながらなのだが、こんなふうに会話するうちにきっと、他の人にも通じる話し方ができるようになってくるんだろうな、と考えている。
なんにしても、昇平と会話できるようになったことは、とても嬉しくて楽しい。(*^^*)

[01/05/02(水) 07:18]

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