昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
怖がりになる
◎5月6日の記録
リタリン 1回目 9:30 2回目 13:30
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日曜日は旦那が休みだったが、お兄ちゃんがバレーボールの練習だったので、昇平を連れて隣町の公園まで遊びに行った。
公立の公園で、高さ40mもあるジャンボスライダーが人気の場所。
スライダーの他にも、ネットのトンネルや遊具がいろいろあって、親子連れがたくさん来て楽しんでいた。
昇平は小さな頃からここにはしょっちゅう来ていたのだが、保育園に入ってからは来る回数も減り、今年になってからは初めて。
久しぶりに来た公園で、昇平はものすごく慎重に行動するようになっていて、私と旦那はビックリしてしまった。
1年くらい前までは、どんなに高いところでも平気ですいすい登って行くし、スライダーのてっぺんまでつづくネットのトンネルも全然怖がらなかったのだけれど、今回はもうまったくダメ。ごく普通の階段さえ、怖くて親の手をしっかりつかんで上り下りしていたし、スライダーも一度滑っただけで、あとはもう滑ろうとしなかった。
周囲の状況が見えるようになって、「高いところは危ない」「落ちたら痛い」ということがようやく理解できるようになったんだなぁ、と思った。
そう。1年前の状態を見ていて、この大胆さは周囲がよく見えていないからなのだな、と感じていたのだ。
ようやく人並みに、そのあたりの危険性が分かるようになったらしい。
表面的には、1年前に出来たことが出来なくなってしまった、ということなのだが、中身の発達の面では、ずっと前進ということになると思う。
でも、ずっと様子を観察していると、出来なくなってしまったことでも、改めて挑戦してそれに慣れると、また平気で上り下りしたり出来るようになっていた。
昇平は今、再スタートを切っているんだな、と思った。
小さな子どもがいろいろな遊具に挑戦して、それが出来るようになっていくように、昇平ももう一度それらに挑戦して、クリアしていくことになるんだろう。
そして、今度出来るようになったことは、一生モノとして彼の中に残り続けるんだろう。
たかが公園でのことなのだけれど、「昇平、ファイト!」なんて心の中でエールを送っていたのだった。(笑)
[01/05/07(月) 08:36]