昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

延長保育

◎5月14日の記録

 リタリン  1回目 8:40  2回目 12:00
 
   ☆★☆★☆

昇平の保育時間が、週に2回、5時半まで延長されることになった。
火曜日と金曜日。つまり、母が近所の学習塾へ手伝いに行く日。

初めの契約時間は4時15分までだった。お迎えは4時半。
だが、その時間だと小学生の低学年しか見ることができない。
私は英語講師なので、生徒は中学年以上が多い。それでは充分に指導できない、ということで、時間を4時45分くらいまで延長して、ぎりぎり5時頃に昇平のお迎えに飛んでいっていた。
だが、それでももっと勤務延長してもらいたい、と所長から言われて、今回、家族や保育園の担任と相談していたのだった。

以前、やはり指導時間が長引くことが多くなって、お迎えが5時を過ぎた時期があった。
そうしたら、保育園から「5時以降だと保育士が1人で年中以上の子ども全員を見るようになるので、昇平ちゃんに充分に目が行き届かなくなる恐れがあります」と言われて、5時前にお迎えにきて欲しい、と言われたのだった。
昇平はチョロ助だから、一人の先生だけでは後を追いきれない。危険な状況になっても対応できないかもしれないのだ。その状況はよく分かったので、言われるとおり5時にはお迎えにいくようにしていた。
だが、こういう子どもを持つと残業することもできないのか、と悲しい思いをしたのも事実だった。

だから、今回の時間延長の話を園に持ちかけるときには、どきどきしていた。やっぱりちょっと無理だと言われるだろうか・・・?
だが、連絡帳にその件を書いた夕方には「昇ちゃんももうずいぶん園の生活に慣れましたし、先生の言われるとおりに行動できるようにもなりましたから、大丈夫だと思います。お母さんのご希望の時間まで延長保育してみて、何か問題が出てきたら、その時に考えることにしましょう」と、あっさりOKのサインが出た。
これが一年間の成長の成果なんだな・・・と改めて感動してしまった。

昇平は今週から週に2回、お迎えが遅くなる。
本人に説明したら「わかった」と返事したけれど、本当に分かったのかな?
それすらもよく分からないのだけれど、でも、とにかくやってみようと思っている。
たまに、お迎えが5時をちょっと回ったときには、昇平は皆と一緒に一つのクラスに集まって、ビデオを見たりしていた。居残り保育の雰囲気は知っているし、大丈夫かもしれない。

がんばってね、昇平。
お母さんも、お仕事がんばるからね。

[01/05/15(火) 07:12]

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