昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
成長
◎5月15日の記録
リタリン 1回目 8:40 2回目 12:00
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昇平が最近、急に変わってきている。
どこがどう、とことばにして説明するのは難しいのだが、とにかく、急激に大人になってきているというか、ものわかりがよくなってきているというか・・・。
朝食の時、焼きうどんを出した。
前日の夕食に食べたざるうどんの残りを、野菜などを加えて炒めた一品。
すると、朝食の席に着きながら、昇平が言った。「これ、きのうの白いおそばで作ったの?」
ビックリ。
今目の前にあるものを見て、それが作られた過程を想像できたのだ。
この逆因果関係の推論は、これまではうまくできなかったことだったので、すごい! と感動してしまった。
昇平の奥歯には2本虫歯があって、そこにしょっちゅう食べ物がひっかかる。
嫌がる本人を説得して、ようやく歯医者に行くことを同意させたのだが、その予約日がこの水曜日になっている。
すると、2,3日前から「歯医者さんは水曜日?」と自分から確認し始め、火曜日になったらちゃんと「あしたは歯医者さん?」と言うようになった。
こちらから「あしたは歯医者さんだよ」と言ったのではなく、自分から頭の中で日にちの経過を処理して、「水曜日」を「あした」と言い換えられたのだ。
これに限らず、いろいろな予定を理解できるようになってきていて、昇平の中で時間の処理がうまく行くようになってきたことが感じられる。
最近の昇平の一人称は「ぼく」。ずっと、自分自身のことは「昇平くん」と言っていたのに。
これは、担任のみち子先生から教えられたものだったらしいのだが、「昇平くん」と「ぼく」が混在していたのが、いつの間にか、自然と「ぼく」「ぼく」と言うようになっていた。
一人称に代名詞を使うようになると、ぐっと大人になったような気がするのは不思議。
本人も、もしかしたら、そんな大人びた気分を味わっているのかもしれない・・・・・・?
とにかく、いろいろと物わかりがよくなってきている。
自分の要求もはっきりと伝えられるようになってきたし、疑問に思ったことは聞いてくる。
時々、親の言うことに反発して、自分のやりたいことを主張するようにもなってきた。
本当に、どこがどうと、1つ1つ取り上げることが難しいような変化なのだけれど、でも、昇平の中で、何かが音を立てて大きく変化しているような気がしてならないこの頃なのだ。
追記:
そうそう。保育園の延長保育は、何ごともなくちゃんと5時半まで待っていることができました。
お迎えに行って、担当の先生に「どうでした?」と聞いたら、「大丈夫でしたよ。他の子どもたちに紛れちゃっていて(=他の子たちと同じように落ち着いて行動していた、という意味)、ぜんぜん気になりませんでした」という答え。ほっと一安心でした。(^^)
[01/05/16(水) 05:49]