昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

相談日・2 と 鼓笛練習・2

◎6月21日の記録

 リタリン  1回目 8:30  2回目 12:30
 
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M病院へ薬をもらいに行き、主治医と話をしてきた。

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まず、ことばの教室に通い始めたこと、音の聞き取り問題をしてみたら意外なくらい分からなかったことを報告。
ことばの教室と主治医とは関わりがあるので(病院からことばの教室に子どもの指導を依頼することがよくあるらしい。)指導をしてくれているO先生のこともよくご存じ。「一生懸命やって下さる先生ですよ」と言われた。

音に関しては、「いかに今まで音に関心をはらわないできたかの証拠ですね」とY先生。音は聞こえているのだけれど、それに意味づけすることなく来たということらしい。
ことばの教室でそれに気がついてもらえて「良かったですね」と言われた。
こちらとしては、こんな音も分からなかった、こういう音も分からなかった、と「できなかったこと」の報告をしていたものだから、「良かったですね」と主治医に言われて、一瞬面くらい、『ああ、そうだった。欠けていた部分に気がつくことができたのだから、それは良いことだったんだ』と改めて気がついた。
普段、できないことを気に病むのではなく、それを今後の指導の指針にしよう−−なんて偉そうなことを書いているくせに、いざその場になってしまうと、やっぱり私も「できなかったこと」の方に目を取られていたのだ。・・・反省。(苦笑)
しかも、「音の聞き取りに関して何をしてやればいいでしょうか」と相談したら「それはことばの教室の先生にお任せするといいですよ」と言われて、またまた反省。(笑)
そうでした。専門家の指導に通い始めたのだから、まずは、そこに任せることが大事なのでした。
その上で、家庭でも取り組むべきことがあれば、それはことばの教室を通して言われてくるはずだし。
ついつい、なんでも先走って自分でなんとかしようと考えてしまう自分の性格を、反省反省の一日だった。(^_^A

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次に、今一番の課題としている、鼓笛の中太鼓の件。
曲に合わせてリズムが取れないこと、手が動かないこと、それで先生も指導に困っていることを報告した。
「曲を聴きながら手を動かす、という協調運動がうまくできないんですよね」とY先生。
得意なリズムから始めるといいのでは、と言われたけれど、昇平には「これなら得意」というリズムがない。一番単純な四分音符のリズムでさえ、一定のテンポで刻めないのだ。
すると、そんな私の気持ちが顔に現れたのか、「体でリズムを覚えさせるといいでしょう」とY先生に言われた。手や足を使って、まず、リズムを体で覚えさせるとのこと。「これは、おうちでお母さんもできますよね」と言われてしまった。
こっちのことは、園の先生に任せっきりにしないで、家庭でも取り組んでいいですよ、と言うことらしい。(笑)

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その後、療育掲示板でも同じようなアドバイスをして下さった常連さんがいて(みっきさん、ありがと〜♪)、ああ、本当にこの方向でいいんだな、と心強く感じた私。(*^^*)
大事なのは、リズムを楽しく体で覚えていくことだそうで。
さっそく今日からやってみよう、と思っている。
道のりとしては、少し遠回りかもしれないけれど、これが結局は一番の近道になりそうな気もしている。
急がば回れ。

そうそう。
昇平たちが練習している演目は「茶色の小瓶」です。
楽譜のコピーも担任からもらったけれど、けっこう本格的。
「お母さん、マーチング(電子ピアノ)弾いて」と昇平に言われるけれど、母にはちょっと手が、いや、指が出ない。
しかたがないので、口頭でメロディを歌いながら、中太鼓のリズムを練習しているところ。
ここに加えて、今度は体でのリズム遊びね。
夜になってから、ずんちゃか、どっしん、賑やかになりそうな予感です。(笑)

[01/06/22(金) 12:56]

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