昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

お兄ちゃんがお泊まりに行く

◎7月30日の記録

 リタリン  1回目 8:00  2回目 12:30
 
   ☆★☆★☆

お兄ちゃんが郡山の私の実家へ泊まりに行った。
長期休暇には恒例の行事。
そして、いつものように昇平は一人っ子状態に・・・。

昇平は、家に帰ってくるなり「お兄ちゃんはお友だちと遊んでいる?」と尋ね、「おにいちゃんは郡山のおじいちゃんたちのおうちに泊まりに行っちゃったよ」と聞かされると、その後はやたらと母にベタベタ甘えていた。いつもなら帰宅後はしばらくひとりでゲームをしたり本を読んだりして遊んでいるのに、何かというと「おかーさーん!!」と2階から大声で呼んでくるから、夕食の支度中の母はちょっとイライラ。

夜、布団を敷きながら一緒に手遊びなどする。
昇平はものすごく喜んだが、兄と遊ぶようなチャンバラごっことかバッティング遊びとかは母とはできないのでもの足りない様子。
しかも、とにかく落ち着きがない!
ちょうど「こどもチャ○ンジ じゃんぷ」の今月号も届いていたのだが、その付録をやりたがったと思うと、たちまち別のものに興味を引かれてそちらへ向かい、と思うと、今度は「ゲームをする!」と言いだしたかと思うと、「ビデオが見たい」と言い出したり。支離滅裂・・・と、何も知らない人が見たら思うだろうなぁ。(苦笑)
要するに、兄がいないために退屈してしまって、多動・衝動性が激しくなってしまったのだ。
なものだから、こちらもついつい「これはダメ」「今はやらない」「明日やろうね」「どれかひとつにしなさい!」と口うるさくしてしまった。
私が風邪の治りがけで体調が今いちだったこともあるな。

夜、お風呂に入りながら昇平に聞いてみた。
「お兄ちゃんがいなくて寂しい?」
返答なし。
そこで質問のしかたを変えてみた。
「昇平、お兄ちゃんがいるほうが嬉しい? いない方が嬉しい?」
返答、不明瞭。
さらに質問を変える。
「お兄ちゃんがいたほうがいい? いないほうがいい?」
すると、突然、昇平がはっきりと答えた。
「いた方がいい。お兄ちゃんはやさしいから好き。お母さんは意地悪するからキライ」

ありゃ〜・・・言われてしまった!
昇平が寂しがっていることくらい、様子を見ていれば分かっていたのに、それをしつこく聞いたものだから怒っちゃったのね。
しかも、昇平が寂しさ紛れにあれこれ遊ぼうとするのを「禁止」ばかりしていたし。(苦笑)
ごめんね、昇平。そして、お兄ちゃん。
深く反省した母でありました。

[01/07/31(火) 07:03]

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