昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
診察日・14
◎8月2日の記録
リタリン 1回目 7:30 2回目 11:30
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この日は夜から夏祭りがあるため、保育園は正午で全員降園だった。
薬もなくなってきていたので、久しぶりに昇平を連れてM病院へ行ってきた。
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ここしばらく、昇平は本当に落ちつきがない。
そわそわ、ちょろちょろ。遊んでいても次々に遊びが目移りするし、目に映るものに興味が移るし、とにかく、じっとしていられない。
まだリタリンが切れるには少し早い時間だったのに、病院でもその有り様で、とにかく落ちつかなかった。
夜から夏祭りだという興奮もあったのかな。特にひどかった。
昨日、壁にらくがきをしていた件、お兄ちゃんが泊まりに行ってから特に落ちつきがないこと、特定の友だちはできてきたものの、積み木を独り占めしたり勝手に壊したりするので仲間に入れてもらえない時もあること、ゲームのルールは理解しているのにゴールを急ぐ余りルールに従わずにゴールへ走ってしまうという話・・・。
最近の昇平の行動を先生に報告しながら、やっぱり多動と衝動性に関するトラブルが多いな、と思った。
今までより人と関わりたい気持ちが出てきた分、新しい問題が生じてきた、ということもある。
そしてなにより、最近の昇平は本当に落ちつきがない。
先生もそんな昇平の様子を観察していて、「薬を増やしたほうがいいのかもしれませんね」と言われた。
やはり、衝動性が強い(つまり、自分がこうしたいと思うと、とたんにそれを行動し始めてしまうということ)と見ておられるようだ。
「脳波はまだとったことがなかったですよね? 脳波の検査と、ついでに、脳のCTもやりましょう」
ただ、子どもの脳波などはこの病院では取れないとのことで、福島市内の関係病院を紹介してもらった。
検査の結果を見て、リタリンの他にも薬を処方するかもしれない、とのことだった。
子どもに薬を飲ませることが嬉しいはずはない。
リタリンだって、決して、好きで飲ませているわけではない。ただ、そうするしかないから飲ませ続けているだけだ。
脳波検査してから処方されると言うからには、だいたいの薬の見当もついている。
衝動性を抑える薬だから、やっぱり昇平には必要なものなのかもしれない。
昇平がより生きやすくなるためには、大切なものなのかも。
とはいえ、親としてはやっぱり薬を増やされることには抵抗があって、なんとなく思い悩む気分になってしまうのだった。
はぁ・・・。
[01/08/03(金) 06:43]