昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

運動会の翌日

◎9月23日の記録

 リタリン  1回目 9:00  2回目 13:20
 デパケン  1回目 8:30  2回目 20:30

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日曜日、そして、秋分の日。
お墓参りをしてから、一緒に朝食。それから、旦那は仕事へ行った。今月はもう休みがない。ご苦労様。
父が出勤すると聞いて、昇平がブーイングする。最近多い。もともと父親は大好きだったけれど、ますます愛着の気持ちが強まってきているように見える。いや・・・父が出勤すると遊べなくなる、という状況がはっきり予想できるようになって、それでブーイングするようになったのかもしれない。とにかく、これも成長の現れだと思う。

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お兄ちゃんはバレーの練習を休む。陸上大会の練習の時に傷めた右のかかとが、最近また痛みがひどくなってきたので、安静にしてしっかり治すことにしたのだ。たぶん一種の捻挫だろう。ゲームをして遊んでいたが、友達から電話がかかってきて、遊びに出かけていった。

ひとり家に残された昇平は、母に「遊ぼう」と時たま言うものの、実際には自分ひとりの遊びに没頭していた。ファミコンをしたり、本を読んだり、とても熱心にお絵かきをしたり。
厚紙を切り抜いて手裏剣を作り、薄紙の的に切り込みを入れてからそこに刺して「お母さん、見て見て! 刺さったよ!」\(^o^)
紙に漫画のコマワリをして、そこにセリフの吹き出しだけを書き込み、線だけでセリフを表したものを書く。まるで漫画で言う「ネーム」の下書きのように見える。なんだか妙に面白い。
漫画の中にちらっと作文が出てきたのを読み、その完全版を作りたいから原稿用紙が欲しい、と言い出す。実際には適切な文章が思いつかなくて書けなかったようだが。(^_^;)
カービィのテーマという音楽を作曲するのだ、と言いだして、おもちゃのピアノを引っぱり出し、私に紙を渡して「音符を書いて」と言う。自分が弾いた曲を、私に書き取れと言うのだ。あんまり早すぎて書ききれなかった。曲調はまるで現代音楽のよう。つまり、難解。要するに、でたらめなのだな。(笑)
朝のうち、庭でどろんこ遊びもしてきた。ドロだらけの手で上がってきたので、風呂場で手を洗わせようとすると、全身汚れたから朝風呂にはいる、と言い出す。手をしっかり洗わせて、汚れた服を着替えさせたら落ちついたけれど。朝風呂なんて言葉、どこから仕入れてきたんだろう。

とにかく、昇平は一日中おとなしかった。
1人で部屋にいて、テレビをBGM代わりにつけっぱなしにし、小さな折り畳みテーブルを広げて黙々と作業をしている。
時折「お母さん遊ぼう」とは言うものの、母にやって欲しいのは自分の代わりに字を書いたり、自分が作った作品をそばで見てもらったりすること。自分の遊びに没頭したい一日だったようだ。
そして、一日中、なんだか眠そう。やっぱり昨日の運動会の疲れが出ているんだろうなぁ。
運動会の後に2日連休があるというのは、昇平のためにはとても良かった。

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夜6時頃、旦那が早々と帰宅してくる。
子どもたちの喜んだこと! お兄ちゃんは「一緒に碁をやろう!」と言うし、昇平も「お父さん! お父さーん!」と呼び続ける。「大歓迎だね」と旦那に言うと、「体が二つ欲しいな」と苦笑いしていた。結局二人同時に相手をしていたらしい。

毎日、朝早々と出勤して、子どもたちが寝てしまった頃ようやく帰宅してくる多忙な旦那だけれど、子どもたちは本当にお父さんが大好きだ。
接する時間の長さだけが問題なんじゃないんだなぁ、と旦那たちを見ているとつくづく感じる。

最近、朝晩がとても寒い。
昇平がなかなか寝付かないので毛布を一枚プラスしてやったら、たちまち眠ってしまった。
これからは昼より夜の方が長くなっていく。ますます寒くなって行くんだろうか。でも、まだ9月なのだから、最近の冷え込みはちょっと行きすぎという気がしているけれど・・・。

[01/09/24(月) 07:23]

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