昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

近況・2

◎1月26日の記録

 リタリン  1回目 8:30  2回目 12:00
 デパケン  1回目 8:30  2回目 20:00

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朝、保育園に行こうと急がせていると、昇平がふいに言いだした。「はみがきカード! 1月の分、わすれた!」
えっ? と思った。
保育園では毎日歯磨きをしたら、はみがきカードをぬりえさせ、その月が終わったら保育園に持ってくることになっている。まだ1月は終わっていないのだから、1月分のカードはまだもって行かなくて良いはず・・・
と、ここまで考えて、はた、と気がついた。そういえば、12月分! まだ出していなかったんじゃ・・・?
調べてみたら、やっぱりファイルの間にはさまっていた。そうか〜。園で先生から「12月分がまだだから持ってきてね」と言われてきたんだ。
登園してカードを提出しながら担任に確かめたら、やっぱりそうだった。
「ちゃんと思い出して言えたんですね〜」と担任とふたりで感動してしまった。
ほんと、よく思い出せたね。えらかったね。(^_^)

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今、保育園では「おてがみごっこ」というのをしている。
厚紙にコピーして作った年賀はがきに、好きなお友達の名前を書き、裏に好きな絵や字を書いて、その日の郵便とうばんの人に配達してもらうのだ。
昇平も毎日、数枚の年賀状を持ち帰ってくる。裏を見ると、その子それぞれ。自動車やクレーン車が描かれていたり、ぐるぐる花丸、トカゲみたいな絵を描いてくる子も。カービィは描きやすいのか、かなりの子どもが描いている。
宛名の文字も、鏡文字有り、何故か宛先に差出人の名前が書かれているもの有り。見ていて、なんだかすごく楽しい。
それだけの枚数が来る、ということは、同じだけ昇平も描いている、ということ。
担任の話だと、昇平のはがきは結構こっているらしい。迷路になっていたり、抜けているところにことばを当てはめなさい、というワークになっていたり、先生には足し算の問題を出していたらしい。
君は学習教材の販売担当者か〜?(笑)
家に手作りはがきがたくさんたまってくるのを見ると、こういう遊びもいいなぁ、とすごく思ってしまう。

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木曜日にことばの教室があった。
その指導の前後、昇平は隣のプレイルームで、ウレタン製のすべり台の上にれんが模様の箱を積んで「おうち」と作るのに夢中になっていた。
周囲にれんがの壁を作り、紙製の積み木で暖炉を作る。「3匹のこぶた」のお話でも再現しているのかな、と思ったら、大型ブロックのかごのところへ行って「家具を作るんだ」と言いだしたので、ぴんときた。
ゲーム○ューブの『動物の森+』だぁ!(笑)

今、昇平は『動物の森+』が大のお気に入り。ゲームの世界の森に自分の家を作り、自分で収穫したものを売ったり、他の人のお手伝いをしたりしてお金を稼ぎ、家の中に家具を置いていったり、好きな服を買ったりしている。発掘される化石を鑑定に出して、博物館に寄贈したりもする。
そのうち、実生活にもその影響が現れるだろう、とは思っていたのだが、まず「化石」に興味を持つようになって、夕食の時に食べた魚の骨を地面に埋めて化石を作るのだ、と言いだしたり、地面を掘るのだ、と庭にスコップを持って出かけたりしていた。(でも今は冬で寒いので、それほど熱中はしなかったけれど)
部屋のタンスには、寄贈された紙が貼ってある。そこには自分で拾ったハトの羽根とカモの羽根がテープで留めてあって、ちゃんと鳥の名前も書き込んである。
そして、今度は家作りという遊びが始まったらしい。
適当に組んだブロックの家具を家の中に置き、大好きな本を持ち込んで、部屋の中に寝転がる。
・・・ひたってるねぇ。(笑)

昇平は、何かが好きになると、かならず新しい遊びを発明して楽しみ始める。
それがこちらにも面白くて、わくわくして眺めてしまうのだ。
次は何を始めるのかな。
魚釣りかな?
お洋服のデザインかな?
本当に、退屈しなくて面白い。(笑)

[02/01/27(日) 07:38]

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