昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
歯医者・7と「お友達」
◎1月30日の記録
リタリン 1回目 8:30 2回目 12:30
デパケン 1回目 8:30 2回目 19:00
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昇平はついに歯医者で歯の型取りすることができた。
次回はいよいよ詰め物を詰めてもらって、1本治療完了となる。
・・・・・・・・・長い道のりだった。(苦笑)
とはいえ、型取りもなんの問題もなくできたわけではない。
「型取り」がどういうことか、説明してはいたのだけれど、いざその段になったら、急に怖くなったらしくて「行かない! 歯、取らない! 抜かないよ!」
どうやら、「型取り=歯取り(抜歯)」と思ったらしい。
技工士さんに型取りの器具や材料を見せてもらったり、指にちょいと材料をつけてもらって、その固まっていく様子を眺めたりするうちに、次第に落ち着いていったのだけれど。(倫子さ〜ん、以前、掲示板で教えていただいたとおりでした〜。笑)
前回で虫歯菌は全部やっつけたことになっていたものの、実際には今回もだいぶ削る治療があって、昇平は渋り気味。「いやだよ、いやだよ」と抵抗しながらも、「はい、削るよ」と先生に言われると、素直に口を開いていたのだから、う〜ん、成長したなぁ、本当に。
その後の型取りの様子は、前述の通り。
決して扱いやすい子どもではないけれど、なんとか「普通にちょっと手こずる子」程度までレベルアップしたような気がする。(笑)
もちろん、昇平にしてみれば、すばらしい大進歩だけれど。
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面白かったのは、歯医者をでて、駐車場の車に乗り込んだとき。
わきにワゴンが停まったと思うと、中からおばあちゃんに連れられた男の子が下りてきた。・・・あれ? どこかで見たような・・・
と思ったら、その子が車の中の昇平を見て目を輝かせた。
昇平の方でも、顔を輝かせている。
昇平を車から降ろしてやると、嬉しそうな顔で駆けよって手を振った。「お〜っ!」
保育園のお友達だったのだ。
おばあちゃんの方では昇平を知っていて、「昇平くんも歯医者さんに来たの?」と訪ねてくれる。「うん」と返事をする昇平。
えっ? 今は夕方の5時。もうリタリンの効果は切れているはずなのに、こんなに反応が良いわけ??
「また明日、保育園でね」と声をかけられて、嬉しそうに手を振っていた昇平。
こんなにも、お友達と関われるようになっていたんだね。
う〜んっ・・・・・・感無量だぞ。
あとで昇平に確かめたら、「Mくんだよ」とちゃんと名前も言えた。
翌朝、担任の先生に尋ねたら、昇平はクラスメイトの名前を全部覚えているらしい。いつの間に・・・。
2年間一緒のクラスにいた成果かな。
Mくんとは、他数人の男の子たちと一緒に、ブロックでベイブレードを作って「ギア」と呼び、それをぶつけ合って勝負する遊びをしているらしい。
その子たちも「昇ちゃん、一緒に遊ぼう」と誘ってくれるらしい。
わ〜!!! 本当に関わり合う遊びができていたんだぁ。
最近、お遊戯会の練習で先生方が忙しいので、連絡帳もお休みにしていたのだが(こちらからは書くけれど、向こうからは、必要のあるときにだけ記入という形にしてある)、いつの間にかいつの間にか、本当にこんなに関われるようになっていたんだね。
歯医者さんで型取りをがんばれたことも嬉しかったけれど、お友達との関わりも、この目で確かめることができて、本当に嬉しい母だった。(*^_^*)
[02/01/31(木) 16:17]