昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
連絡帳
私は担任と連絡を取り合うために、連絡帳を使っている。
保育園時代は通園鞄に合わせて、B5サイズの小さなノートを準備して、担任と私とで交互に書いていた。
大きな行事の前などで先生が忙しいときには、目を通した印だけのこともあったけれど、良かったこと、困ったこと、日常生活のちょっとした出来事など、本当にいろいろと書いてもらった。
こちらからも、家での昇平の様子の他、なにか園で困ったことが起こったときには、自分なりに考えたことを書いてきた。
連絡帳と登園降園時の話し合いで、担任の先生たちとはずいぶん密な連携がとれてきたと思う。
小学校に上がると、児童は全員連絡帳を持つようになる。
1年生はまだ、自力で先生の連絡を書き写すのが無理なので、結局その連絡帳を使うのは親と担任。
私も、入学前に障担の森村先生と話をしたとき、連絡帳でのやりとりをお願いしておいた。
ただ、学校の先生の場合、保育園のように子どもが昼寝をしている時間帯に書くというのはできないし、1年生は下校時間が早いので忙しいだろうと思って、連絡帳を2冊準備することにした。
一日おきにそれを交換すれば、記入も放課後や夜にゆっくりできるから。
・・・というと、まるで私が思いついたアイディアのように聞こえるけれど、実は、同じような子どもを学校に通わせている先輩ママさんのやり方を真似しただけのこと。良いと思うことは、どんどん取り入れなくちゃね。(笑)
さて、水曜日に戻ってきた連絡帳には、昇平の小学校1日目の様子が書かれていた。
こんな内容。
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今日は一年の学級写真をとりました。協力学級の1−3のお友だちと仲良くうつっていました。
一校時は、校庭に出て一緒に遊びながら、「これ以上外には出ないところ」(つまり、校庭の敷地と道路との境界線)をたしかめました。
二校時は、校舎をまわり、簡単なお約束をたしかめました。
そういえば、朝の時間、私が教室を離れた時に、こんなことがありました。
全校で朝に読書をする時間があり、係の子どもが放送でその案内をします。それを聞いたクラスのお兄ちゃんたちが、昇平くんに「本を読むんだよ」と教えたようなのです。
私が教室に戻ると、みんな席について、本を読んでいました。(昇平くんはアルファベットの絵本)
いっぱいいっぱいほめました。
この日は児童館に行く日だったので、下校指導は1−3で行いました。
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特殊学級の生活というのはどんなふうに進むのだろうと思っていたのだけれど、昇平のペースに合わせてもらえて、なかなか楽しそうな雰囲気。
昇平は、自分のするべきことが分からないのが一番不安なのだけれど、ゆめがおか学級(障害児学級の名称)では、上級生のお兄さんたちが面倒を見てくれるから、きっととても安心しているだろうと思う。
児童館といい、ゆめがおか学級といい、昇平のまわりはどこもアットホーム。
これからが、とても楽しみだわ。(*^_^*)
[02/04/11(木) 15:43]