昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

学校に行きたいなぁ

8日に入学して以来、毎日がんばって学校に通ってきた昇平。
ゆめがおか学級にも児童館にも慣れてきて、とても楽しそうだったけれど、一方、お腹の調子は今ひとつ。
登下校の時に「お腹が痛い」と言うことがあったし、実際、ゆるい便をちょっと漏らしてしまって、先生にパンツを洗濯してもらう、ということもあった。
家でも何度も失敗してしまって、パンツとズボンを山のように洗濯に出したり。(苦笑)
風邪をひいているわけでも、食べ過ぎなどを起こしているわけでもないので、やはり、新しく始まった学校生活に緊張して、お腹の調子が悪くなったのだろうと思う。
天真爛漫のように見えていても、実際にはかなり神経細やかで、ナイーブな性格をしているのだ。

昨日今日は、完全週5日制に伴う連休。
子どもの学力の問題とか、賛否両論の論争はまだ続いているようだけれど、今年入学した昇平やお兄ちゃんにとっては、本当によい休みになっていた。
土曜日は、2人とも家の中でごろごろしながら、ゲームをしたり本を読んだり。母に言われて、勉強もしたけれど、それはほんのちょっとだけ。とにかく、家でマイペースに過ごしていた。
おかげで昇平のお腹はすっかり調子よくなったし、お兄ちゃんも顔つきが明るくなった。
学校がある間は、緊張と疲れで表情がちょっと険しかったのだ。

   ☆★☆★☆

土曜日の夜、なかなか食べ終わらなくて最後まで夕食の席に残っていた昇平が、ふと思い出したようにつぶやいた。
「ぼく、学校に行きたいなぁ」
夕食を食べながら、もう一日休みがある話を母としていたので、そこからずっと考えていたのだろう。
早くまた学校に行きたいな、と思えるくらい、1週間で学校が好きになったらしい。
良かった良かった、と嬉しく思うと同時に、それはきっと、週末にたっぷり休みがあって、心も体も充分休養がとれたから思ったことなんだろうな、とも考えた。

なんにもしないで、ただ休むだけの週末。
子どもにだって、そういう時間はあって良いんだよね、きっと。

[02/04/14(日) 13:30]

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