昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

最近の成長

最近、また一段と昇平が成長してきたような気がする。
話すことがしっかりしてきたというか、なんというか・・・。

たとえば、学校へ向かう車の中で。
黄色信号の交差点を急いで通り抜けたら「どうして黄色なのに停まらなかったの?」と聞かれた。学校の安全教室で、信号が黄色の時には止まって青になるのを待つ、と教えられたからだろう。車は人と違って、黄色で停まれないときには通り抜けて良いのだと教えたら納得した。

帰宅して、兄がまだ帰宅していないと分かったら「どうしてまだ帰ってないの?」と聞いてきた。「中学生になって忙しいからだよ」と教えたら「どうして忙しいの?」とまた聞かれた。勉強をいっぱいしてくるし、部活動もしてくるから遅くなるんだ、と教えたら納得したようだった。

おじーちゃんがお迎え当番のとき、おじーちゃんの車が道を間違えて途中でUターンしたら、すかさず「どうしたの?」と聞き、道を間違えたから戻っているんだと教えられたら「もう〜。危ないなぁ!」と言ったのだそうだ。(笑)

とにかく、最近の昇平の会話には「どうして」「どうしたの」といった疑問詞がとても増えてきている。
これはつまり、目の前のできごとの状況や理由について関心を持って、知ろうとしていることの現れ。場面認知が良くなってきているのだ。
それだけ自分のまわりの世界が広がってきたんだね。(*^_^*)

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最近、昇平はお兄ちゃんと遊ぶことも増えてきた。

部活動で帰宅が遅いお兄ちゃんが、友だちと遊べなくなって、その代わりに昇平を遊びに誘うようになった、ということもある。でも、一番の理由は、昇平の遊び方が上手になってきたからだ。
夜、リタリンが切れる時間帯に入っても、集中力がけっこう持続するようになったので、遊びが長く続く。以前は、せっかく一緒の遊んでいるのに、昇平がふっと別のおもちゃや本に気を取られてしまって、「昇平、もう遊ばないのかー!?」なんて文句を言われていたものだけれど、最近はそういうことも少ない。(昇平の調子が悪いときにはまだあるけれど。)
こうなるとお兄ちゃんの方でも遊ぶのが楽しいものだから、昇平の方で「お兄ちゃん、一緒に遊ぼう」と誘っても「よし、遊ぼう」とふたつ返事をして、一緒に二階に上がって行く。

最近、二人ではまっているのはビーダマン。流行は過ぎてしまったけれど、現在、我が家ではブーム再来中。お兄ちゃんに遊び方をリードされながら、昇平も楽しそうにしている。それに飽きると布団を敷いて、そのうえで相撲&ちゃんばらごっこ。
同じ男の子同士だと、年が離れていてもけっこう同じ遊びができたりするから、いいなぁ。(笑)

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毎日、宿題もちゃんとやっている。
ひらがなの練習プリント1枚だけなので、けっこう楽にできてしまうからか、「宿題やってからゲームしようね」などとタイミングをつかんで声をかけると、素直に取りかかる。
「え〜、あとで」なんて言うこともあるけれど、そのときには、しばらくしてから声をかけるとちゃんとやるのだから、エライなぁ。
宿題は必ずやっていくもの、それも、机でするもの、という認識がしっかりできている。どうやら、兄が机で宿題や勉強をしている姿をずっと見てきたので、その机が自分に譲られたときに、そのイメージまで引き継いだらしい。
ここにもお兄ちゃんの良い影響が。お兄ちゃん、ありがとう!

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世界が広がり、遊びが深まり、一段と小学生らしくなってきた昇平。
もちろん、できないことはまだまだたくさんあるけれど、それはそれ。昨日できなかったことが今日できるようになってきたことは、本当に嬉しい。

今度の日曜日には運動会もある。
毎日練習大変だけど、もう一息だからがんばろうね、昇平。

[02/05/23(木) 05:28]

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