昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

明日は運動会

昇平の小学校では明日が運動会。もちろん、昇平も出る。
1年生にとっては、入学して1ヶ月ちょっとで大きなイベントが来るわけだから、けっこう大変だっただろうと思う。昇平も疲れて帰ってくる日が多かったが、それでも学校がいやだとは言い出さなかった。
今週は協力学級で合同練習をすることも多かったのだが、「長い練習あるの?」とうんざりした顔をしながらも、何とかがんばっていたらしい。

昨日、学校からカラーで印刷された招待状を持ち帰った。
『見にきてください うんどうかい』と印刷された下に、昇平の字で日時と、自分の出る種目、そして、『こんなところを見てほしい!』という欄には「たまいれがとくいだよ。みてね!」と書かれている。
「明日お母さん、運動会見に来る? お父さんも来る?」と昇平は家族が見に来るのをとても楽しみにしていた。

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運動会では、昇平が一番ビリなのは今から分かっている。
もともと足は余り速くないし、勝つために一生懸命走ろう、という意欲がないから、走っている途中でよそ見をしたりしてしまうのだ。
チャンス争は5年生とペアなので少しはマシかもしれないけれど、でも、いくら相手のリードがうまくても、昇平と一緒では勝てる見込みはない。
玉入れだけは、本人が書いているように、一応まともに競技できるだろうけれど。(笑)

でも、それでも、運動会に参加することは素晴らしいことだと思う。
昇平が運動会に出る、ということは、他の子どもたちの何倍も何十倍もがんばって練習してきた、ということ。
苦手な整列をなんどもやり、なかなか覚えられないラジオ体操を繰り返し繰り返しやり、順番に並ぶこと、合図で走ること、チャンス争のルールを覚えること、5年生と協力してがんばること・・・普通ならできて当たり前のように見えることに、一生懸命練習を繰り返してがんばってきたのだ。
昇平が一等賞なんかとれないことは分かり切っている。
でも、昇平が参加していること自体が、一生懸命がんばってきた証拠だから、私たちはきっと感激するだろう。練習をがんばり抜いた昇平は、それだけで、もう心の中に一等賞を持っているのだ。

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明日運動会がある学校や幼稚園は多いことだろう。
雨が降ると、うちの学校の運動会は月曜日に順延になってしまう。そうすると、旦那は仕事で見に行けなくなる。
どうか神様、明日の日曜日は晴れますように・・・・・・。

[02/05/25(土) 13:32]

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