連絡帳・３

今日も、森村先生の書いて下さった連絡帳から、水曜日の給食の場面を。

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きょうはカレーでした。グリーンピースとの闘いのはじまりはじまり・・・。

最初に分けたカレーの中には、偶然グリーンピースが入っていなかったので、昇平くんは大喜び。パクパク食べました。
もっと食べたくなったようで、私にからっぽのおわんを持ってきて「おかわり！　カレー！」
私が残っているご飯を指さして「あれ、残ってるけど・・・」
「くそー！」昇平くん、急いで席に戻って、パクパクとたいらげました。

お代わりで分けてあげたおわんに、今回はグリーンピースが一つ。
「げぇー、はいってるゥー」
ところが、私が何も言わないうちに「一つは（必ず食べる）お約束だからたべるぅ・・・」
ひとりで給食劇場を見せてくれました。

私に言われる前に、「一つはお約束だから食べる」ということばが出たことに、「きまり」の意識が育ってきているのを感じました。

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そう。昇平は豆類が大の苦手。
それでも、学校の給食では、最低一個は食べることを決まりにしてがんばっている。水曜日には、自分からその決まりを思い出して、がんばって食べることができたらしい。
こんなふうにして、一つ一つ、少しずつ、自分でやり遂げられることが増えてくるんだろう。
小さな小さなグリーンピースが、小さな小さな自立の一歩を与えてくれているらしい。

[02/05/31(金) 05:46]