昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

散らかる部屋

いやぁ〜。ものすごい暑さです。(^o^A
今私がいる部屋で32℃。外は少し風が出てきているけれど、この部屋にはほとんど吹き込んでこない。
あ〜・・・暑いです。

とまぁ、暑がってばかりもいられないので、今日は私たちの部屋の様子でもレポートしましょうか。

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今、私がいる部屋は、2階の我々の居間兼昇平の勉強部屋。6畳の部屋の中に家具やら机やらデスクトップのパソコンやらが置かれているので、はっきり言ってとても狭いのだけれど、その狭い畳の上に、ゲームのチップが散らばっている。
コタツと兼用のテーブルの上には、エアホッケーのおもちゃと折り紙、ゲームボーイアド○ンス、鉛筆、絵本、うちわ・・・。
折り紙は床の上にも散らばっている。
さっきまでもっと足の踏み場もなかったのだけれど、昇平に言って、細かいマグネットゲーム類を箱に片付けさせたので、これでもよほどましな方。

昇平がADHDと分かってから、私は部屋をできるだけ「分かりやすく」「すっきりと」片づけることを心がけてきた。
おもちゃはこの場所、カードやゲーム類はここ、文具や折り紙はここ、というように、すぐに分かるようなしまい方をして、出したものは必ずそこへ戻した。
片付けを面倒がって、ひとつの箱にごちゃごちゃと放り込むと、そのときはよくても、次にその中から何かを出そうとしたら、必ずその箱をひっくり返されてしまうからだ。
昇平の寝る時間が迫っていたり、昇平の気持ちが落ちつかなくて、分類しながらしまうのが大変なときには、とりあえずひとつのかごの中に片付けさせて、母があとから分類して片づけることもある。
昇平は、目で見て覚えたことはなかなか忘れない子なので、「ここにしまってあるからね」としまい場所を見せておいただけで、次に必要なときには、必ずそこを探すようになる。場所を変更したときにも、ただそれを教えておけばよいので、楽といえば楽だし、モノのしまい場所が決まっているのは、我々にとっても暮らしやすくて大変よかった。

でも、それでも、やっぱりモノは散らかる。部屋の中はごちゃごちゃになる。
外から帰ってきた人が、昇平のいる部屋に足を踏み入れるなり「なに、この散らかり方は〜〜〜!!?」と悲鳴を上げるのは、もうお約束のようなもの。
夜、片づける時間がなくて、そのまま寝てしまい、早朝に起きだした私が部屋を片づけることもしょちゅうある。

おお、そんなことを書いている間に、昇平がまた新しいモノを隣の部屋から持ち込んできたゾ。働く自動車の本数冊、積み木で作った車、ごちゃごちゃした細かいおもちゃを放り込んである藤のかご・・・こりゃまた散らかるわね〜。(苦笑)

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でも、こんなふうにすぐに散らかる部屋の中でも、たった一カ所だけ、いつも綺麗に片づいている場所がある。
昇平の机の上。
置いてあるのは、電気スタンドと、教科書や学習雑誌を立てたブックスタンドと、鉛筆削り、それと保育園の卒園記念にもらった鉛筆立てだけ。それ以外のモノは、私がこまめに片づけてしまっている。
散らかっている部屋の中で、ここだけが綺麗になっていると、昇平も自然と机に向かって宿題をやったりお絵かきをしたりするようになるからだ。
昇平が自分で机の上を片づけられるようになるのは、まだまだ先の話。今は、勉強したいときに勉強する気になれる場所を確保することが大事だろうと思っている。
結局、昇平自身も、本当はすっきり片づいている場所の方が好きなんだよね。

・・・にしても、昇平のためならばマメに片づけもできるのに、どうして自分のパソコンまわりはこうゴチャゴチャなんだろう。
ああ、すぐわきにある本棚も、もういっぱいになっている。別の本棚に移すか、処分しなくちゃいけないのに。
デスク上のプリンターの前には、たまったレシートやプリント類や先日使ったままのカメラ・・・。隣の戸棚の中にも、処理しなくちゃならない公共料金の明細がたまっているぞ。あう〜。
私も、本当は、すっきり片づいている方が好きなんだけどなぁ。
紺屋の白袴とはこのことだね。まったく。(苦笑)

[02/06/08(土) 15:07]

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