昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

児童館の影響

夏休みに入ってから、ほんのちょっとした昇平の変化が目につくようになってきた。
夏休みという特殊な環境が成長を招いているのか、学校に上がってからますます成長していたのが、休みで家にいるようになったおかげで、目につきやすくなったのか。そのあたりはよく分からないけれど、とにかく昇平はますます大人になってきている感じがする。

   ☆★☆★☆

今日は母が仕事の日だったので、昇平は児童館に行った。
昨日の夜、児童館に持っていく荷物(主におもらししてしまったときのためのパンツとズボン)を準備していたら、突然、昇平が「そうだ! ベイ○レードも持って行かなくちゃ!」と言い出した。話を聞くと、どうやら、児童館に来ている男の子たち(おそらく保育園で一緒だったお友だちの子たち)が、家からベイ○レードを持ってきてバトルをしているらしい。そこに自分も混ざりたいと考えたのだ。

ところが、ご存じの通り、今の我が家はおもちゃや本が散らかり放題、部屋の隅には遊んだ順に積み重ねられて、地層を作っていたりしている。そこからベイ○レードを発掘するのは至難の業。
何とかかんとか、黒いのと白いのを発見して「あったよ」と言うと「ちがーう! それじゃなーい! それは△△△△と××××(ベイ○レードの種類名)。○○○○が欲しいの!」
「あのねぇ〜、お母さんにはわかんないんだよー! 見つからないし、これでいいでしょ」
すると、昇平「だって、みんな強いの持って来るんだもん。それ、弱いよ。○○○○でないと負けちゃうんだよー」

・・・これまで、私と一緒に昇平の成長を見てきてくださった皆様なら、私がどのくらい驚いたか、きっと想像していただけることだろう。
お兄ちゃんとTVゲームで対戦するくらいの経験はあったが、男の子同士でバトルなんてやったこともなかった昇平が、自分が持つ最強のベイ○レードを持って勝負に臨みたい、と言っているのだ。
ここまで成長してきたのか、と、本当に感無量だった。

残念ながら、目的のものはどうしても見つからなかったので、いっそ、おもちゃ屋に強いベイ○レードを買いに走って昇平に持たせてやろうか、なんてことを、つい考えてしまった。
もちろん、思いとどまったけれど。(笑)

人とうまく関わることがなかなか難しい昇平だけれど、少しずつ少しずつ、まわりのお友だちの影響を受けながら、良い方向に動いてきているらしい。

   ☆★☆★☆

先日は、母と初めてまともにお店やさんごっこをして、それをやり遂げることもできた。
買い物メモを見ながらお店屋さんを回って、お金を払って品物を受け取る。
母はお店の人、昇平はお客さん。
きちんと役割をとって遊ぶことができた。
こういうところも、児童館でお友だちと一緒に遊んでいる影響なのかもしれない。

そういえば、ここ2回ほど、昇平は児童館でおもらしをしてこなくなった。
滞在時間は、学校にいるときよりもずっと長いのに、不思議なことだ。
こんなところでも、少しずつ大人になってきているのかな・・・・・・。

[02/07/31(水) 00:09]

[表紙][2002年リスト][もどる][すすむ]