昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

誕生日

8月26日は昇平の誕生日。彼はとうとう7歳になった。

この一年間でまた一回りも二回りも成長して、人との関わり方にも積極性が出てきたし、物事の理解も良くなってきたし、会話もだいぶスムーズになってきた。
体も大きくなったし、夜もよく眠るようになった。(寝付きは悪くて、宵っ張りだけれど。苦笑)
もちろん、課題はまだまだたくさんあるのだけれど、よくもまあ、ここまで成長してきてくれたなぁ、と感慨深く昇平を眺めてしまったりする。
自分の好きなこと以外にはほとんど興味を示さず、「我が道を行く」という生活をしていた2歳の頃とは、本当に比べものにならないくらいの姿だなぁ。

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さて、その誕生日には「自分でケーキを作りたい」と前々から言っていた昇平。
約束通り、昨日は学校帰りにスーパーに回って、「チョコレートケーキミックス」というものを買った。紙のケーキ型にチョコレート味のケーキの素やメレンゲベース、デコレーション用チョコレートなどがセットになっているもの。粉から材料をそろえる手作りより失敗がなくて、子どもに作らせてもそこそこの仕上がりになるのだ。
ついでに、本人に選ばせて、デコレーション用のアラザンやデコペン、ケーキに立てるカラフルなキャンドルも買い込んだ。

昼食を食べた後ひと休みして、午後2時半からケーキ作りスタート。
ボールにメレンゲベースと卵と牛乳を入れ、泡立て器で一生懸命かき混ぜる昇平。
全部手でかき混ぜていては時間がかかるので、途中から母が電動ミキサーで一気にかき混ぜたが、昇平はそれを興味深そうに眺めていた。
去年も同じケーキを作ったのだが、自分がやっていないときにはあっちこっち飛び回っていて、全然そばにいなかったはず。今年は、こんなふうに他人の作業も見守れるようになったんだね。

ケーキミックスの粉を振り入れてからは、また昇平の出番。「ぐるぐる混ぜないで、こう、泡立て器を持ち上げるようにして混ぜてね」と言うと、あまり上手にはいかないが、それでも一生懸命言われたようにやろうとしていた。
おかげで、今年のケーキは、去年よりふんわりしっとりした焼き上がり。
ふむふむ。毎年同じことをやると、成長ぶりがよく見えるわねぇ。(笑)

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焼き上がったケーキを冷ましてから、溶かしたチョコレートでコーティング。これは熱いので母の担当。
その後のデコレーションは昇平が受け持った。
アポロチョコをぐるりと周囲にのせ、その内側に銀色のアラザン。そして、ピンクのデコペンで「おたんじょうび おめでとう」と自分で書いた。(母はデコレーションに関しては何も指示しなかった。)
さらに、そこに大好きなカービィの絵を描こうとしたら、狭くて描けなくなって怒りだした。
しかたないよ〜、文字をいっぱい書いたんだもの。
そこで、母が白いデコペンを使って、小さなカービィを4人(4匹?)、文字の間に描いてやった。目はチョコレート、口はピンクのデコペン。母は、すっかりケーキ職人の気分だった。(笑)

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出来上がったケーキを冷蔵庫で冷やし、夕食後、茶の間でキャンドルを立て、火をつけた。
家族からハッピーバースディを歌ってもらって、ご機嫌の昇平。
ろうそくの火に近づくのが怖くて、遠くから吹くものだから、なかなか消えなかったけれど、何とか無事に7本のろうそくを吹き消し、皆から拍手されて、本当に嬉しそうだった。
ケーキの味も上々で、家族から好評だった。
よかったね〜、昇平。

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さて、今年の誕生日に昇平がプレゼントにもらったのは次の二つ。

・ロボット犬「プーチ」・・・郡山のおじいちゃんから
・GBAソフト「かわいい仔犬」・・・仔犬の飼い主になって、犬を育てるゲーム
                  我々からのプレゼント

どちらも本人に選ばせたのだが、日ごとに犬フリークになっている彼らしい選択だった。
ちなみに、彼はケーキにもこっそり白いデコペンで「犬」という字を2つ入れていたのだった。
ホント、好きだねぇ〜。(笑)
でも、ロボット犬相手に「お水を飲みなさい」とか「○○なの〜?」とか優しく話しかけているのを聞くと、動物が好きになるというのは良いことだなぁ、とつくづく感じたりしている。

さて、7歳になった昇平。
今年はどんな一年を過ごすのだろうね。

[02/08/27(火) 13:38]

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