昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
発表会の練習中
昇平の小学校では今週の土曜日が学習発表会。
昇平の学年は全員で劇をやるそうで、昇平の役は「犬5」。犬好きの彼らしい選択だ・・・それとも、知っていて先生が振ってくれたのかな?(笑)
2月に保育園でも劇をやったけれど、そのときはセリフをきちんと言うのが大変で、大きな声で言おうとすると早口になり、ゆっくり言おうとすると声が小さくなってしまって、担任の先生たちと頭を悩ませたものだった。
ところが、今回の犬のセリフは、大きな声ではっきりと言えていて、もう満点の状態だとか。(但し、練習の段階では。笑)これが半年あまりの成長の成果かな〜、とつくづく感心しながら眺めている。
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とはいえ、連日の練習に、昇平も少し疲れてきているらしい。
学校ではちょっとしたことで癇癪を起こしたり、家でも気に入らないことがあるとすぐに怒り出したり。妙に甘えっ子になってきて、放っておかれるとすぐにおもらしをしたりする。
それだけ毎日頑張っているという証拠かな。
昨日も、夜、宿題の漢字練習をさせようとしたら、「ファミ○ンがやりたい!」と怒りだして爆発。
持っていた輪ゴム鉄砲を母に向かって撃とうとするので、それに対しては厳しく叱った。本気で叱るときの母は怖いです。
そこで、昇平、今度は母に向かって悪態をつき始めた。ばかやろー、お母さんなんて捨ててやるー、うんたらかんたら・・・。
でも、母が何も反応しないでいると(ペアレント・トレーニングの「無視」の実行です。こういう場面には一番よく効く。笑)「どうして何も言わないんだよー。なにか話してくださーい」と言いだした。
「昇平くんが悪口言うから何も返事しないだよ。悪口言わないで、優しく話すなら、お母さんも返事するよ」と答えると、「悪口言わない」と昇平は答えた。
その後、昇平はご機嫌斜めのまま漢字の練習を始めたが、自分で「ぼく、ぷんぷん怒ってるよ。でも、優しく話すからね」と言っていた。
ときどき、母に漢字の書き順などをチェックされると、カッと爆発しそうになるが、またそれを我慢して「ぼく、優しく話すよ」と言って、憮然と書き直しをする。
直されても直されても、頑張って正しい字を書こうとするところは、本当に偉かった。
そのがんばりをいっぱい誉めてやったら(同じくペアレント・トレーニングの「無視と誉めるの組み合わせ」。笑)、昇平のご機嫌もだんだん良くなってきて、漢字練習を終えたときには、とびきりの笑顔になっていた。
うんうん。ホントによくがんばったよね。
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それにしても、最近本当に大人になってきたな、と感じることが多くなってきた。
もちろん、まだまだ他の子たちから比べれば遅れているところばかりだけれど、それにしても、本人の中での成長ぶりはすごいな、と素直に驚いてしまう。
土曜日の発表会、楽しみにしているからね、昇平。
[02/10/22(火) 14:38]