昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

フリー参観・1

昨日、小学校のフリー参観がありました。
地域に開かれた学校をめざして、全国的に行われている学校公開です。
公開の仕方は、学校によって様々なようですが、昇平の通う小学校では一日だけ、どの時間帯でも、誰でも学校に入っていって、普段の様子を見ることができます。
つまり、ゆめがおか学級の一日の様子を、つぶさに観察することができる!
こんなチャンス、絶対に逃すわけにはいかない!!(笑)
火曜日は仕事日なのだけれど、午前中は休ませてもらって、朝からしっかと見てきました。

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我が校の情緒障害児学級の名前は、正式には「ゆめがおか2」。通称「森村学級」。
6人いる児童のうち、5人までがADHDの診断を受けている。皆、男の子。
もう一人はADHDではないけれど、通常学級に入りきれず森村学級に自分の居場所を見つけた女の子。そう、昇平の「憧れの人」Hちゃん。(笑)
1年から5年までの複式学級で、担任は森村先生の他に、2学期からは加配のまゆみ先生もついている。男女両方の先生がクラスに揃っているので、なにかとこまめな対応ができるようになっている。

森村学級の授業は毎日決まっている。
1時間目は国語。2時間目は算数。3時間目は体育や音楽、図工と言った実技系の授業や生活科。4時間目は日常生活と称して、給食準備。時間の前半に生活科が入ることもある。
クラスの子どものほとんどは、ADHD治療薬のリタリンを飲んでいる。この薬は子どもたちの多動を抑え、集中力を増してくれるけれど、効果時間が短い。そこで、朝飲んできた薬がよく効いている時間帯に、集中して学習してほしい国語や算数を持ってきたのだそうだ。午前中の後半は、子どもたちの集中力も次第になくなってくるので、活動が中心になっている。
また、子どもたちはそれぞれ、協力学級(自分の学年の交流級)の音楽と体育にも出るようになっているので、その時間に当たっている子どもは森村学級から抜けていくことになる。
そこで、その日の子どもたちの予定は、名前入りのマグネットシートを活用して、黒板の左端に板書されている。子どもたちは毎朝登校すると、そこを見て、その日の自分のスケジュールを把握するのだ。見事なまでの、視覚的情報による補助!(笑)

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昨日、登校すると、黒板には通常の予定表の他に、その日の学習内容に関する予定表も一緒に書かれていた。

国語:おはなし
   かんそうぶん
   かんじテスト
   かんじれんしゅう

算数:くり上がりのあるたしざん
   2ずつふえるよ、5ずつふえるよ
   三角形、四角形
   それぞれのべんきょう

生活:るすばんのとき電話がなったよ
   ツリーのかざりつくり
   カレンダーの日づけはり

朝の会では、日直がその日の学習予定を読み上げていた。
視覚による確認と、日直による音声の確認。
この日は参観日だからということもあるのだろうが、その日の見通しを把握させることには、とても力を入れているようだった。

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というところで、スペースが尽きてきたので、続きはまた明日といたしましょう。
次回は、実際に見た、子どもたちの生活の様子をレポートします。

[02/11/27(水) 13:46]

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