昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

「おとなしかった」正月

皆様、あけましておめでとうございます。
今年も一年、当「てくてく日記」とアサクラ・タウンをよろしくお願いいたします。

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さて、この正月の間、昇平がどんな様子だったを一言でいうと・・・

「おとなしかった!!!」

1日は父と母が午後から揃って昼寝してしまったのだけれど(どちらも日頃の疲れが出たらしい)、その間、昇平は静かに一人で遊んでいた。さすがに2時間以上たっても父がまだ寝ていたら、声の出る目覚まし時計を耳元で鳴らして起こしていたが。(笑)

2日は父の車で郡山市の母の実家へ行き、先に泊まりに来ていた兄と合流。
今までならば、実家につくなりゲーム機やおもちゃの場所へ突進して、一人で遊び始めていたのに、今回はまず茶の間に来て、従兄弟や兄たちに混ざって、彼らのするゲームを眺めていた。
おもちゃを次々に出して散らかすこともなく、家の中を飛び回ることもなく、行動全体が落ちついていた。
普段会っていないおじいちゃんやおばあちゃん、叔父さん叔母さんたちにも、きちんと受け答えすることができた。・・・ちゃんと昇平の注意を惹きつけてから話しかけたときに限るけれど。(笑)

3日は母方の親戚と一緒に回転寿司へ。めったに行けないので、昇平は大興奮。
席に着くなりカウンターの中の板前さんに「マグロ2つください〜! ワサビなしで」「あと、イカ2つと〜、タコ2つと〜、エビ2つと〜」
寿司は2つで一皿になっているから、と母が止めなければ、すべてが2皿ずつ出てくるところだった。(でも、マグロは間に合わなくて、2皿出てきた)
ところが、ジュースを注文し、すべて前に出そろうと、急に落ちつく昇平。椅子から離れることもなく、お腹がいっぱいになるまで、一生懸命食べていた。母は、びっくり。

3日の午後には家に戻り、夜には親戚の人が年始に来た。
昇平は、ちゃんとご挨拶をした(立ったままでだったけれど)。お年玉をもらって大喜び。でも、催促されるとお礼も言うことができた。すぐにお金を出して確かめようとするので、その場では見ないで母に渡すよう母が言うと、ちゃんと言われたとおりにできた。
夕食はご馳走。昇平はここでもまた、静かに座って食べていた。
お客様だからとはしゃいだり、むやみと興奮したしなかったのが、今までとはずいぶん違っていた。

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最後に、今日の午後、お年玉を持って、父と一緒にスーパーへおもちゃを買いに行ってきたときの様子を、父の証言から。

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スーパーについても、一人で走り出すようなことはせず、父と手をつないで2階に上がっていった。
階段を上りながら「お父さんも何か買うの?」と昇平が聞いてきたので、「ううん。お父さんは1階で食べ物を買うだけだよ」と答えたら、「ふーん」と言って、まっすぐに目的のおもちゃ売場へ走っていった。
父が文具売場で、お兄ちゃんに頼まれた筆を見ていると、自分で選んだおもちゃの剣を持って走ってきて、「これいくら?」と聞いてきた。
「500円だよ」と言うと、「これにする」と言って、レジへ持っていき、自分でレジに品物を出して、自分の財布から五百円玉を出した。
消費税がついたので、あと25円必要だと言われると、それも自分で財布から出した。

おもちゃを買い終わると、また父と手をつないで、階段を下りて1階に行った。
父が食料品を買う間、ずっと一緒について歩き、自分のおやつを選んだ。
最後の頃になると飽きてきて、「先に車に戻って剣で遊んでいる」と言ったが、「もう少しで買い物が終わるから待ってて」と父が言うと、手をつないで、最後までおとなしく一緒にいた。

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帰ってくるなり、父が感動したように言ったことば。
「いや〜、昇平は本当におとなしくなったぞ!」

行動がおとなしくなっただけでなく、聞き分けも良くなってきたから、なおさらそう感じられたんだよね。
昇平の一段と成長した姿が見られた、この正月だった。

[03/01/04(土) 21:55]

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