昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

ケンカ友だち

去年は、満開の桜の下で入学式を迎えた昇平。
4月からはいよいよ2年生になります。
早いなぁ・・・

でも、この1年間の成長ぶりは、毎日顔つき合わせている親でさえビックリするほどでした。
大人から指示されるのではなく、自分の判断で行動しようとしたり、ことばで自分の行動を予告してから動き始めるようになったり、以前のことを良く覚えていて、それと目の前の出来事を関連づけて考えるようになったり・・・
とにかく、ここには書ききれないくらい、いろいろな変化がありました。
そして、人と関わること、誰かと遊ぶことがとても楽しくなってきた1年でもありました。

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ところで、昨日は、児童館でお友だちと「ケンカ」してきたそうです。
交流学級に、お互いにとても気になっている男の子がいて、その子とは児童館でも一緒なのですが、話を聞いていると、その子とは仲良く遊ぶかケンカするかのどっちかになる様子。(笑)
昨日は児童館に一日いたから、ケンカの回数も多かったみたいです。

「ぼくが変な歌を歌ったら『やめろよ』って頭ぶたれた」とか(ぶったのは良くないかもしれないけど、原因はキミだ)、
「女の子たちがくじ引き屋さんをやっていたから、くじを選んでいたら『はやくしろよ!』ってまた叩かれた」とか(キミ、何かを選ぶときにはものすごく時間がかかるからねぇ。笑)
話を聞いていると、ケンカのきっかけの半分は昇平にある様子。
しかも、「(やられてばかりで頭に来たから)お札を作って『妖怪退散』ってぶつけたら、またまた殴られた」とか、「やり返されてあったりまえじゃ〜ん!」ってことを昇平もやっているし。

でも、それを報告しながら、なんだか妙に嬉しそうな顔の昇平。
その子も、学校などで顔を合わせると「今日は昇平くん、児童館に行く?」とニコニコしながら尋ねてきます。(もちろん、いじめるつもりで聞いてきているわけじゃないです。)
お互い、似ている部分もあるから、惹かれ合ったり反発し合ったりするみたい。
学校の先生たちも児童館の先生たちも、この2人の関係はちゃんと把握しているので、母としてもそのまま見守っています。

それにしても・・・お友だちとケンカできるようになったんだから、ホントに成長したよねぇ、キミは。

[03/03/29(土) 07:49]

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