昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

ゆめがおか学級の朝

今朝、昇平を学校に送っていったときのこと。

昇平がランドセルを下ろして、連絡袋を森村先生に渡すのを見届けてから帰ろうとしたら、Hちゃんがお母さんと一緒に登校。しばらくHちゃんのお母さんとおしゃべりしていた。

その間に、昇平はてきぱきと着替えを進行。
今日は1年生を学校案内する日だと先生に教えられて、「よーし!」と張り切るものの、その時間が大好きな図工の授業にぶつかっているのを知ると、「図工はどうするの〜? ぼく、図工やりたい〜」。
ホントに、キミは図工が好きだねぇ。(笑)
森村先生は、ちょっと考え込むと「1年生に学校を教えてあげるのは大事な役目だから、がんばってきてほしいな。図工はきっと終わらない人がいて、次の4時間目まで続くと思うから、4時間目で図工をやってくれる?」
それを聞いて、昇平、一瞬考えてから「うん!」と元気に答えて、にっこり笑った。
物事の切り替えや発想の転換がうまくなってきたね、本当に。

着替えもすっかり終わったので、家に帰ろうとすると、となりの学級(今年は近藤学級という名前になった)のSくんが、Hちゃんのお母さんを誘って、教室の隅のテーブルで腕相撲を始めた。
それがおもしろくて、教室の入り口から眺めてしまった。
Sくんは6年生だけど、線が細い。一生懸命Hちゃんのお母さんを負かそうとするけれど、なかなか勝てない。・・・Hちゃんのお母さんも華奢な感じがするのだけれど、実は意外と腕力あったりして?(笑)

顔を真っ赤にしてがんばるSくん。おおっと、左手でテーブルをつかんでいるぞ。それは反則ではないか?(笑)
すると、昇平が飛んできて、応援に入った。
どちらを応援しているのかと思ったら・・・あら、お母さんの方を助けようとしている。大好きなHちゃんのお母さんだっていうんで、助太刀に入ったのか?(爆)
というところで、Hちゃんのお母さんの方が負け。Sくん、飛び上がって喜んでいた。

すると、今度は昇平が「ぼくも!」と椅子に座り、Hちゃんのお母さんと腕相撲を始めた。
6年生のSくんと互角のお母さんに、昇平がかなうわけがない。
そうしたら、昇平、両手でHちゃんのお母さんの腕を倒そうとし始めた。お〜い、それは完全に反則だぞ〜・・・。(笑)
Hちゃんのお母さんにわざと負けてもらって、これまた飛び上がって喜んでいた昇平だった。

教室の中は、楽しそうな声でいっぱい。
私は、そっとドアを閉めて、教室を後にした。

[03/04/24(木) 08:56]

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