昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
かんしゃく
昨日は私の職場のボーリング大会があり、私も昇平とお兄ちゃんを連れて参加してきた。
お兄ちゃんは、同級生のいる別のグループに、昇平は私や他の先生のいる大人のグループに入って、いざ投球。
・・・ところが、子供用のノーガーターレーンを頼んでおくのを忘れた。
最近は、小さな子供用にガーターにならないよう、両脇の溝をふさいでフラットにしたり、溝の手前に柵を出したりするノーガーターレーンというのがあるのだが、そこのボーリング場には、それが2レーン分くらいしかなく、すでに子ども連れのグループが使っていたのだ。
「ストライク出すよ!」「いっぱい倒すよ!」と張り切っていた昇平だが、投げる球がことごとく溝に落ちてしまうので、いやもう怒ること怒ること。「この野郎!」「バカ!」「こんちくしょー!」「ぶっ殺してやる!」(どうやってボーリングのレーンを殺すというのだろう? とはいえ、「殺す」は禁句になっているので注意したら、これだけはすぐに「ごめんなさい」と反省した。)
仕方がないので、私が一緒に投球を手伝ってやったら、ピンが5〜9本くらい倒れるようになった。でも、昇平だけで投げるとやっぱりガーター。
とうとう7回が終わったところで「ぼく、もうやめる」とリタイヤしてしまった。
その後は、後ろの方のゲームコーナーでスロットマシーンなどを楽しんでいたようなので、それはそれで良かったのだが。
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そして、今朝のこと。
朝食に、昇平の大好物のフランクフルトソーセージとトンカツ(これは昨夜の夕食の残り)が出た。
昇平、なんとしても全部食べてしまいたい。ところが、学校へ行く時間が来てしまった。
「食べたい」とがんばる昇平と「もうおしまいにしないと遅刻するよ」という母の間で一悶着。
登校時間は守らなくちゃいけないと分かってはいるので、残りを帰宅してからのおやつにする、ということでごちそうさまにはしたものの、本人としては、どうしても気持ちがおさまらない。
歯磨きのチューブに八つ当たりしたら、中から歯磨きペーストが飛び出して、制服のズボンが汚れてしまった。これでまた昇平はカンカン。お仕置きのつもりだったらしいが、歯磨きのチューブに水を入れて、母にみっちり叱られたのだった。
結局、登校は5分あまり遅くなったが、遅刻ぎりぎりで学校に間に合ったし、ズボンも履き替え、なんとか気持ちも切り替わって、あとは落ちついて登校していった。
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思い通りにならないとかんしゃくを起こすのは、最近ますますひどくなってきているような気がする。
自己主張とかんしゃくは紙一重。成長すればこそなのだろうけれど。
気持ちが切り替われば、あとはなんということもなくなるのだが、そこまでがなかなか大変。
「最近、ますますADHDらしくなってきたぞ」と密かに考えている母だったりする。
[03/04/30(水) 08:49]