昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
父の日のプレゼント
昨日、昇平が児童館で父の日のプレゼントを作ってきた。
折り紙で折ったかわいいワイシャツ。それがビニール袋に入れてあって、「しょうへい」と名前が書かれている。
昇平は、それをお父さんに渡すのをとても楽しみにしていた。
でも、旦那が帰宅したとき、昇平は宿題中でプレゼントのことをちょっと忘れていた。
「お父さんに渡すんじゃなかったっけ?」と声をかけると、「あっ、そうだった!」という感じで、プレゼントをひっつかんで父の元へ飛んでいった。
「お父さん、はいプレゼント!」
とても丁寧に作ってあるワイシャツだったので、旦那も嬉しそうな顔。
「おー、ありがとう」
すると、昇平
「中、開けてみてよ」
と言って、父の手からワイシャツを取って開けてくれた。・・・ミニ封筒になっていたのだ。中には、金色の小さなカード。
う〜ん、児童館の先生たち、一生懸命アイディアを出して準備してくださったのねぇ。
カードには、昇平の直筆でこう書かれていた。
『おとうさん、いつもいっしょにあそんでくれて ありがとう。
おしごとも がんばってね。
おとうさんへ しょうへいより』
あー、これは旦那には最高に嬉しいだろうなぁ、と思った。
いつも仕事が忙しくて、子どもと充分に関われないことを負い目に感じている人だから。
実際、旦那は本当に嬉しそうな顔。
「どうもありがとう」
と言って、カードとワイシャツのミニ封筒をビニール袋に丁寧に入れ直し、自分の仕事鞄のポケットにしまっていた。
最高の父の日プレゼントだったね。
☆★☆★☆☆★☆
実は、私、昨日は風邪気味で一日調子が良くなかった。
朝から頭痛がしていて、夜には少し熱も出てきたので、早めに寝ることにした。
とはいえ、とても具合が悪いというわけでもないので、夕食の支度をしたり、後かたづけをしたりはしていた。
すると、お兄ちゃん、何も言われないのに母の代わりに皆の布団を敷いてくれ、旦那が帰宅するまで昇平とゲームをして遊んでくれていた。
昇平も、母が風邪をひいたと聞くと、「ぼく、お医者さんになるよ。病気は何でも治してあげる」と言う。
ありがたいけど、君が医者になれた頃には、お母さんのこの風邪はとっくに治っていると思うなぁ。(笑)
でも、嬉しかった。
二人とも優しい子どもに育っているんだ、と旦那と共々最高に嬉しい日だった。
[03/06/13(金) 08:46]