昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
元日
平成16年になりました。
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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さて、本日は元旦。我が家ではどんなふうに過ごしていたかというと・・・。
前の晩、11時近くまで起きていたにもかかわらず、朝6時半には元気に起き出してきた昇平。「おはよー! お正月だね!!」とテンションも高い。
はっきり言って、遠足当日の朝の状態。(笑)
天気が良くて、初日の出もばっちり見られた。昇平は前の晩から初日を見たがっていたので、大満足だったようだ。
恒例のおせちにも、昇平は大喜び。母と一緒にかまぼこや伊達巻きを切るお手伝いもした。
今年、昇平は伊達巻きが気に入ったらしい。去年はほとんど食べなかったのに。数の子も喜んで食べていた。これも去年は食べなかったもの。徐々に徐々に、食べられるものの幅が広がってきたようだな、と感じた。
雑煮は気に入ったようで、何杯もお代わりをして食べていた。
「お正月って楽しいねぇ!」を連発していた昇平。
今年の正月は、今までになく印象深くて感動的だったらしい。
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その後、母と父と3人で初詣へ。
神社でおみくじをひいたら、昇平は「吉」だった。いわく「思わぬ人よりの助けを得て幸いを受ける。冬の枯れ木が春になって芽を吹き、さらにその陰に晴れ間の月を見るように」とのこと。良い運勢だなぁ。
おみくじを信じているわけではないのだけれど、何となく、その年その年を象徴していることが多い気がして、それが面白くて毎年元日にだけひいている。
天気が良かったので、少し遠くの山の上の神社にもお参りに行ってきた。
入り口から社まで、たくさんの赤い鳥居が並んでいる。昇平と一緒に数えながらいったら、全部で150以上立っていた。
参道の片側はちょっとした崖になっていたので、昇平が一生懸命私の手を引っ張って、そっちへ行かないようにとがんばっていた。1メートルも離れているんだから大丈夫なんだけどね。・・・とはいえ、そんなふうに母を心配してくれるのは嬉しかった。
社の前では甘酒やうどんや蕎麦を参拝客に振る舞っていた。おせちを食べたばかりでお腹がいっぱいだったので、甘酒だけをごちそうになってきた。酒粕を使った本格的な甘酒なので、昇平と旦那は飲めなかった。(旦那は日本酒が苦手)
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家に帰ってきて、昇平はお絵描きをしたりゲームをしたり。
父と母は一眠り・・・。だって、夕べ遅かったのに、今朝は馬鹿に早く起こされてしまったんだもの。
家に帰ってきてからの昇平は、リタリンのおかげもあって、だいぶ落ち着いていたが、それでもちょっとした拍子でまたすぐにテンションが上がってしまう。はっきり言って、落ち着きがない。普段と違う体験をすると、こんなにも興奮しやすくなるんだなぁ、とつくづく思った。
最近、落ち着いて過ごしていることが多かっただけに、なおさら興奮ぶりが目につくんだろうな。
夜になると、リタリンも切れ、ますますハイテンション。
早起きのつけが回ってきて、夕食の頃から「ちょっと眠い」と言い出す。
これは本当に珍しいこと。昇平の「ちょっと眠い」は、普通の子の「ものすごく眠い」に匹敵することだろうな、と思った。
よほど今日は疲れたらしい。
夕食の後は父と母と一緒に遊ぼうとするのだが、遊びが続かない。ちょっとしたことで機嫌が悪くなって怒り出す。
眠くなって、集中力が続かなくなったのだ。
今も、眠い目をこすりながらお風呂が空くのを待っている。
もう9時。今夜は早く寝かせてあげなくちゃ。
それでも、疲れて眠くなってしまうほど、たくさん感動しながら元日を過ごしたと言うことなんだから、決して悪い一日ではなかっただろうな。
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一日の終わりに、昇平に聞いてみた。
「今日一日の中で、一番良かったことはなに?」
「え〜っとね、え〜っとね・・・」
一生懸命考えた後、昇平が答えた。
「初日の出を見たこと!」
なるほどね。(*^_^*)
[04/01/01(木) 21:00] 日常