昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

今朝の昇平


7時過ぎに元気に目を覚ました昇平、まだリタリンが効き始めていないこともあって、やたらとハイテンション。あっちへうろうろ、こっちへうろうろ、機嫌は良いけれど落ち着かない。

昨日、ビニール袋に空気を入れてしばった風船を作って、うちわであおいで母と競争しているうちに、それにネコの顔を描くことを思いついた。いろいろな顔のネコを作って、「お母さん、並べてレースしよう。ぼくはね、このネコが勝つと思うんだよ・・・」
部屋に風が吹き込んで袋がさーっと動くと、「ネコが走ったよ。楽しそうだよ」
なにやら紙を丸めたものを餌にしたり、抱っこしたりと、ままごと遊び状態。夜になるまで、ビニール袋のネコたちをかわいがって遊んでいた。
今朝もその遊びは続いていて、ネコ一匹一匹に名前をつけて喜んでいる。
たくさんのネコたちに囲まれているのが、楽しくてしかたないらしい。

もしかしたら、お兄ちゃんが母の実家に泊まりに行って、いないからかもしれないなぁ、と母は考えている。
一緒にいても、お兄ちゃんから邪魔にされたり、ケンカのようになったりもする2人だけれど、いざお兄ちゃんがいなくなると、やっぱり物足りなくて寂しい気持ちがしているんじゃないだろうか。
夏休みだし、児童館も休んでいるから、お友だちと遊ぶ機会もないし・・・。
誰かと一緒にいたくて、一緒に遊びたくて、ビニール袋のネコたちをこんなにかわいがっているのかもしれない。

「お母さーん」「お母さん、見てー」と、いつにもまして甘えっ子になっている昇平。
このチャンスに母を一人占めしているというよりは、なんとも気持ちをもてあまして、母にじゃれついている、という感じ。
やっぱり、寂しいのかもね。
誰か、一緒にプールに行ってくれそうなお友だちを誘ってみようかな、と考えている。

[04/08/02(月) 09:24] 日常

[表紙][2004年リスト][もどる][すすむ]