昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

ローマ字の手紙


ここ福島県では25日から2学期が始まった。
散らかり放題の騒がしい夏休みから解放されて、しばし家の中の静けさを味わっているところです。
でも、子どもたちがいないと、家の中ってこんなに広く感じるものだったのね・・・。


さて、今日は夏休みも終わりに近づいた頃の思い出話を。

宿題に出たローマ字を楽しく勉強させたくて、ローマ字の暗号を作った話は、以前ここで紹介したのだけれど、その続きのような出来事があった。
そもそものきっかけは、昇平がビーダマンというビー玉を発射するおもちゃを欲しがったところから始まる。
ところが、今月はもう2つもビーダマンを買ってしまったので、もうお小遣いがない。
そこで、昇平はサンタクロースからクリスマスプレゼントとしてもらうことを思いついた。
今は8月。4ヶ月も先のことなのだから、ずいぶん気の長い話ではあるけれど、そうと決めたらじっとしてはいられない。
「ぼく、サンタクロースに手紙を書く!」
と昇平は言い出した。
「ぼく、ローマ字で手紙を書くよ! ・・・サンタさん、ローマ字読める?」
サンタクロースが外国人なのは知っているので、日本語ではなくローマ字なら通じるのでは、と考えたらしい。
「そうね・・・きっとローマ字なら読めるんじゃないかなぁ」
と答えると、昇平はがぜん張り切って、母手作りのローマ字表(というか、ただのメモ書き)を持ってくると、それを見ながら手紙を書き始めた。
以下が昇平の書いたローマ字手紙。


Santahe

bokuha batorubi~daman Zerono

ta~getto syo~zyunpure~to o

purezentosite hosiidesu。

Syoheiyori

(訳)
サンタへ

ぼくはバトルビーダマンゼロの
ターゲット照準プレートを
プレゼントしてほしいです。

昇平より


詰まる音や伸ばす音は、一つ一つ母に書き方を確認しながら、一生懸命つづっていた。
伸ばす音の山印はワープロでは表示できないので、ここでは代わりに「~」を使ってあるけれど。
さらにその下にはマンガチックな絵で自分を描いて「yorosikune!」と言わせている。
よっぽど欲しいんだねぇ〜・・・。(笑)

さらに、それを封筒に入れ、折り紙で手作りしたクリスマスツリーのわきに置いて、枕元に飾っておいた。(↑写真参照)
「サンタさん、手紙を見てくれるよね」
と言って。


サンタさんは確かにプレゼントしてくれるかもしれないけれど、それにしてもクリスマスは先の話。
その間に、サンタさんか昇平のどちらかが、プレゼントのことを忘れてしまいそうだったので、誕生祝いをおもちゃ屋に買いに行ったとき、ついでに昇平ご希望の照準プレートかいうものも買ってあげたのだった。
甘いかなぁ。でも、一生懸命長いローマ字の手紙を書いていたから・・・・・・大甘の母です。(;^_^A

[04/08/27(金) 16:02] 日常

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