昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
三学期の様子
三学期が始まって、昇平がどんな様子なのか、連絡帳からピックアップしてみる。
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1月11日(火) 記録者:森村
今日は冷え込んだ体育館での始業式に、ピッとした態度で参加できました。「式」がつく行事には、何があっても立派に参加しなくてはいけないこと、しっかりわかっているようです。
今日の「生活」の授業は、冬休み前に約束したゲーム大会をしました。クリスマスプレゼントにもらったボードゲームセットです。Cくんが「始業式がんばったから、ごほうびみたいだね」と言うと、みんなうなずきました。どの子もしっかり参加できたという自覚があったようです。
ゲーム大会では、昇平くんは私とCくんのグループに入りました。自分が負けるとプンプン状態になり、ちょっと乱暴なことばを言ってしまうこともありましたが、Cくんと私に「そんな怖いことば言わないで」と言われると、反省していました。一時間まるまる遊べたせいか、とても満足そうな表情をしていました。
1月12日(水) 記録者:母
順調な三学期のすべり出しで、何よりだと思います。
朝学校に行く時には、まだ不安があるようで、ちょっとしたことが不満や不安のもとになっています。今朝は給食の献立と習字のことで怒ったり心配したりしていました。学校生活がもとのペースに戻っていけば、じきに落ちつくだろうと思っています。
1月13日(木) 記録者:森村
今週は、短い三学期ということもあり、できるだけ早くいつものペースを取り戻してほしいと考えて指導しています。
昨日あたりから、学習の決まりに関する指導を少し厳しくしました。昇平くんは、少し泣いてしまうこともありましたが(注:ちょっと難しい問題に出会うと、「わかんないよー」と言いだして、自分で考えるように言われると泣いてしまったらしい)、今日から様子が一変しました。ピリッとした感じがとても伝わってきました。朝の会の「おはようございます」が良い例で、とても大きな声であいさつしました。一斉指導の後のプリント学習も「できるだけ自分で解く」気持ちが強く感じられる態度でした。「そうだね、そうするといいんだね」といったことばが自然に昇平くんに向けられる状態です。
ちょっとがんばりすぎのところもあるので、三、四校時目の教科学習では、自分の活動時間を多くしました。
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ちなみに、12日の夕方には、前回日記に書いたように、母が吹雪の渋滞に巻き込まれてお迎えが遅れるというできごとがあった。それでも落ちついて待っていられたこと、苦労して運転してきた母を思いやって母に喜ばれたことが自信につながったのか、その後も折に触れ、「ぼくがやるよ!」「おかあさん、嬉しい?」とお手伝いをがんばろうとしている。
学校でのペースを取り戻してきたことに加えて、そういう体験もあったものだから、ちょっぴり大人になったのかもしれないな。
[05/01/15(土) 05:23] 学校