昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
授業参観に思う
昨日は小学校の参観日だった。
この時期のゆめがおかの参観は、新入生の歓迎会か進級お祝いの会。今年も、隣のゆめがおか1の教室に2年生のGくんが入級してきたので、昇平たちはそれぞれに手作りプレゼントを準備して、歓迎会を開いた。
新しい学年、新しい担任、新しいお友だち、後ろにはお父さんやお母さん。子どもたちはもう、嬉しくて嬉しくてしかたない。下級生だけでなく上級生まで、とてもはしゃいで楽しそうだった。
でも、にぎやかでも、決してケンカになったりはしない。負けて怒ったような子もいない。みんな、笑顔いっぱいの歓迎会だった。
今回一番目を引いたのは、Cくん手作りのプレゼントだったかもしれない。
A,B,Cの3つの手作りの箱を準備して、そのうち、1つは「大当たり」もうひとつは「中当たり」残りの1つは「はずれ」。で、それをGくんに選んでもらう、というもの。
Gくんは、見事手作りのストラップ(小さな車のアクセサリーがついている)を引き当てたけれど、これには、他の子どもたちも興味津々。昇平など、すぐそばまで行ってのぞき込んでいた。ちなみに、中当たりは折り紙の手裏剣、はずれは空箱だった。
昇平のプレゼントもなかなかだった。顔の形をした箱を開けると、中から紙のゼンマイや紙吹雪が出てくる、というびっくり箱。別に中身が飛び出してくるわけではないけれど、「中身は何かな?」と思っている目の前で、箱からそういうものが出てくるから、予想を裏切られて思わず「びっくり」する・・・というびっくり箱。これも「楽しいね」とみんなから受けていた。Gくんもニコニコ顔だった。
相手が喜ぶこと、楽しがることを考えながら、プレゼントを準備する。子どもたちがそんなことをできるようになったんだと思うと、なんだか感無量だった。
Gくん。Gくんが来てくれて、みんな大喜びだよ。一緒に楽しく勉強したり、遊んだりしていこうね。
その後は両学級合同での懇談会となった。この時期の恒例として学級委員を選出するのだが、希望を出しておいたので、ゆめがおか2の委員は私になった。親と先生の間をつなぐ役目として、折に触れ子どもたちを見渡す役目として、学級の手伝いがしていけたらいいな・・・と思っている。
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それにしても、ドウ子先生もただ者ではなかった。
すでに子どもたちの気持ちをがっちりとつかみつつあるし、親の信頼も得始めている。
朝、ドウ子先生が教室に入ってくると、子どもたちがそのまわりに集まってきて、口々に先生に話しかけるのだ。うるさいくらいにぎやかだけれど、みんな、笑顔で嬉しそう。
通級も再開したし、勉強も進んでいる。森村先生の時代に作られた基礎の上に、スムーズに続きが築かれ始めたように、私には感じられる。
きっと、先生の間の引き継ぎもしっかり行われたのだろうな。
昇平は本当に先生運がいい子だなぁ、とつくづく感じている。
良かったね、昇平。
[05/04/14(木) 23:45] 学校