昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

日曜参観


先日、小学校で日曜参観があった。我が家では旦那と私が2人で出かけたが、ゆめがおかの他の子どもたちは、どこもお父さんが来ていた。お母さんも来ていたのは、兄弟が別の学年にいるEくんのところ。ゆめがおかに夫婦揃っていたのは、私たちだけだった。・・・だって、私は授業参観が大好きなんだもーん。「お父さん限定です」とでも言われない限り、絶対私も見に行きたいんだもの。(笑)

参観は2,3,4校時目。それぞれ、低・中・高学年に別れて1時間ずつ講演会が入ってくる。講演は今年3年目になる、ゲッチョ先生こと盛口満先生の「移動博物館」。講演だと、長い話に飽きてしまう子どもが多いけれど、実物を次々と見せて自然や科学への興味をかき立ててくれるゲッチョ先生の講演は、毎年とても好評なのだ。

さて、講演は4時間目だったので、2.3校時目の授業を参観した。2校時目は、近々開かれる地区交流会で披露するハンドベルの演奏の練習。「エーデルワイス」はもうかなり完成していたが、「きらきら星」はこの日初めてまともに演奏したようで、子どもたちは黒板に貼られた譜面を真剣な目で見ながら演奏していた。
教室のわきでお父さんたちが聴いている・・・というので、子どもたちの本当にがんばること! 普段は10分かせいぜい15分くらいしか集中力が続かない子どもたちが、なんと40分以上も演奏に集中していた。最後には、昇平は疲れた顔になり、Dくんは時々あくびをしていたけれど、それでも自分の番になると、真剣な顔でベルを振る。参観日という特殊な状況下ではあったけれど、がんばるべき時にはこんなにがんばれるようになっていたんだなぁ、と感心してしまった。
最後に親が感想を言う場面があったので、私が「すごくきれいな演奏だったねー!」と言うと、子どもたちがいっせいにニッコリした。がんばり抜いてきれいな演奏をしたことを、他人にも認めてもらえて、とても嬉しかったんだろう。
さすがに、昇平はくたびれたようで、次の3校時目の生活科で歯みがき練習をするときには、椅子をガタガタ、時々ひっくり返したり、と行儀はあまり良くなかった。でも、歯みがきそのものは、テスターでの染め出しも歯みがきも、いっしょうけんめいがんばっていた。
がんばって、がんばって、かなりくたびれたところで、ゲッチョ先生の講演会。でも、ゲッチョ先生の講演はとても面白い。今年は6種類の化石を見て、クラスごとに何の化石か当てる、という内容だった。親も自由にのぞきに行けたが、当てるのは結構難しかった。子どもたちは、ああでもない、こうでもないと活発に話し合っていた。昇平もとても楽しかったようで、講演が終わった頃にはすっかり元気になっていた。


それにしても、ゆめがおか2の子どもたちは本当に大きくなった。体も育ったし、心も育っている。
今年、特に大きな変化として感じられているのは、「友だちと関わりたい気持ち」が伸びてきていること。昇平だけでなく、他の2人の上級生も同様なのだ。一緒に遊ぶことが増えた一方で、思うように関われないものだから、怒ってみたりケンカになりかけたり・・・。でも、そういう経験を積まないと社会性は伸びていかないから、今は彼らの主体性に任せながら、時々大人が調整に入るという時期なんだろうな、と思いながら見ている。
もちろん、上級生としての自覚やがんばる気持ちも伸びてきている。
手がかかる子どもたちなのには違いないけれど、手のかけがいのある子どもだちだとも言えると思う。
この子たちが将来どんなふうになっていくのか、本当に楽しみだな。

写真は、ゆめがおかのC君がいっしょうけんめいお世話をして咲かせたガーベラ。
とっても綺麗です。

[05/06/22(水) 11:24] 学校

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