昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
二学期の目標
今朝、学校へ送っていったら、教室に子どもたちの今学期の目標が貼ってあった。前回の日記で紹介したスイカのカードに記入したもの。昇平の目標はこんな内容だった。
【生活の目標】
みんなとケンカしないで仲良くする。
【学習の目標】
算数のテストで百点をとれるようにがんばる。
【家での目標】
パソコンの時間を守る。
ここに現物がないので、言い回しは少し違っているかもしれないけれど、内容としてはこういうことだった。
このうち、「仲良くする」という目標は、ゆめがおか2の子どもたち3人が3人とも書いていた。誰かが書いたのを真似したのか、久しぶりにクラスメートに会えたのがうれしくて、よし今学期は仲良くするぞ、と気持ちを新たにしたのか。
まあ、実際には年子の兄弟みたいな3人で、ちょっとしたことでケンカしたり張り合ったりするから、ドウ子ママは大変なのだけれど。2学期は少しは大人になってくれるかな?
算数のテスト百点、というのは、いつもあとちょっと、というところで満点を取れないのを悔しがってのことじゃないかと思う。算数は基本的に得意なのだが、うっかりミスや計算間違い、問題の読み取りの不充分さといった(いかにもADHDらしい)特徴から、点数を落とすことが多いのだ。
自分で気をつければ満点が取れるかもしれない。その「もうちょっとのがんばり」をやってみよう、という決意表明なのだろうと思う。
家での目標も、とても現実的で良いなぁ、と思った。パソコンは一日2時間以内。うっかりすると、すぐオーバーしそうになるし、自分で時計をごまかすこともしょっちゅうだけど、それを自分から「守ろう」と思ったところに成長を感じた。
そして、もうひとつ強く感じたのは、どの目標にも昇平自身の主体的な意志が働いていること。
誰かに言われたからでも、こうしたらいいよ、と勧められたからでもなく、自分が「こうしたい」「こうありたい」と考えて目標を決めたのがよくわかる。目標が以前より具体的になっているところにも、それが見える。
そうか〜。そうかそうか〜。と思いながら眺めてしまった。
今までは、何から何まで大人が考えて、段取りをつけて、成功体験が積めるように働きかけてきたけれど、これからは自分で成功をイメージしながら段取りを立てていって、自分でそれを経験していく時期になるのだろうな。10才が1/2成人式とはよく言ったもの。確かに昇平も少しずつ着実に自立の道を歩いている。
今学期は学習発表会やフリー参観といったイベントが控えている。
昇平がどんな学校生活を展開していくのか、今からとても楽しみにしている。
[05/08/29(月) 12:07] 学校