昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
日々新しい昇平〜連絡帳から〜
11月16日(水) 記録者:母
最近、家庭でもいろいろな場面で関わり方が上手になってきたな、と感じています。
先日、祖父がお土産に焼きそばを買って帰ってきた時に、昇平は本当はカップラーメンを食べたかったことがありました。そこで、焼きそばを1/4くらい食べさせて、残りは私が食べ、昇平はカップラーメンを。そこに祖父が通りかかって「なんだ、昇平はラーメンか!」と言ったので、私はすかさず「もう焼きそばは食べて、これはおかわりなんです」と答えました。
すると、祖父が納得して行った後で、昇平がにこにこ笑いながら「お母さん、”おかわりです”って言って、ごまかしたの?」と聞いてきました。
自分から正直すぎる答えを言うでもなく、祖父がいる場で聞いてくるのでもなく、しかも母の意図を見抜いていた。・・・なんだか急にいろいろわかってきたんだなぁ、と感じました。
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11月17日(木) 記録者:ドウ子
焼きそばの話、すごいですね。世の中、そんなでき事ばかりだよなぁ・・・と思いながら読みました。そして、昇平くんは生きる力を着実に身につけていますね。
今日、昇平くんの椅子が机から外に出ていたのを、通りかかったCくんがさりげなく中に入れてくれたので、私が「さすがCくん、みんながひっからないように入れてくれたんだね。」とほめました。
すると、すぐあとに、少し机から出ていたCくんの椅子を昇平くんが入れてくれました。たまたま私が見ていたので、「Cくんに教えてもらえたこと、同じくできてえらいね」というと、昇平くん「いえ、恩返しです」と答えました。
”恩返し”という発想も楽しいですが、子ども同士の学びあいはいいなぁ、と思いました。
p.s. 学期末の漢字テスト、100点でした。
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11月17日(木) 記録者:母
漢字テストの百点はすごいです。
テストを見ながら「すごいねー、よくがんばったね」とほめていたら、母の顔をのぞき込むように見上げながら、「お母さん、ほめて!」。目を合わせてほめてもらいたかったようです。何となく、そのことにも感動してしまいました。今までは、ほめられても、どこか他人事のようで、ゲームや本に夢中、ということが多かったのに・・・。それだけ、自分でも「やった!」と感じた、と言うことなのでしょうね。
目を見ながら「本当にすごいね」とほめたら、真面目な声で「先生に教えてもらったからだよ」と答えました。もちろん、テスト中に先生から教えてもらった、という意味ではなく、先生に一生懸命指導してもらったからだよ、という意味なのはわかりました。なので、「そうだね、昇平くんが一生懸命漢字練習をがんばったおかげもあるね」とほめました。
なんだか本当に、日々新しい昇平を見つけているような気がします。
[05/11/25(金) 05:24] 学校 日常