昇平てくてく日記2

小学校高学年編

なわとび大会〜昇平がんばる〜

 昨日の「三連休の日記」に書いたような内容を、学校の連絡帳にも記入した。以下はそれに関する担任の返事その他。

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2月13日(火)   記録者:ドウ子

 休みの日のプールは、運動にもなり、友だちとも楽しい時間を過ごせ、本当によいですね。余暇の過ごし方とか、お金の使い方など、自立に必要なことを、昇平くんのように小学生のうちから自然と身につけていくこと、大切だなぁ、と思いました。

 今日はなわとび大会でした。持久飛びは「1分跳べた!」と喜んでいました。
 西尾先生が2年生の活動の介助のために、途中から昇平くんの介助を離れました。あや跳びとか二重跳びの種目があり、昇平くんは見ているだけだから待っていられるだろう……と思っていたら、帰ってくるなり「かけ足跳びと後ろ跳びをした」と言うのです。
 5年生にはない種目のなので、(協力学級の担任の)岩幡先生によく聞いてみると、みんなはあや跳びなどの種目を次々跳ぶのですが、昇平くんはそれができないので、自分で岩幡先生のところへ行き、「ぼくはかけ足跳びと後ろ跳びをしていいですか?」と尋ね、OKをもらって、他の競技のスタート時間に自分も立ち上がり、跳んだそうです。
 「自分ができる種目がない!!」と騒いだりせずに、自分で考えてやろうという気持ちはすごいなぁ、と思いました。

 算数のテストも良くできました。(連絡帳に帯グラフと円グラフのテスト用紙が貼ってあった。表は百点、裏も一問間違えていただけだった。)

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 これはこれは……というのが正直な気持ちだった。三連休の前半、あんなに崩れたのに、そこから立ち直って、学校ではしっかりがんばってきたんだね。
 特に、なわとび大会で、「自分にできることで参加しよう」と自分で考え、しかも、勝手にやらずに、ちゃんと先生の許可を得てから実行に移したことには、ものすごく感心してしまった。そうそう。2年くらい前までだったら、「ぼくにできる種目がない! ぼくは何をしていたらいいの!?」と騒いで、西尾先生も心配で、とても途中で離れるなんてことはできなかっんだよね。成長しているんだねぇ、本当に。

 行きつ戻りつ、順調なばかりの歩みではないけれど、トータルで見ればしっかり前進している昇平。
 目先のことにがたがた騒がず、どーんと構えて未来を見つめていられる母でありたいなぁ、と連絡帳を読みながら考えた。

[07/02/14(水) 08:07] 学校 発達障害

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