昇平てくてく日記2

小学校高学年編

9月(2)〜落ち着いた週

9月3日(月)

 宿泊学習が土曜日にかかったので、今日はその代休。自転車で一緒に中学校まで行ってみた。今までで一番長い距離走ったので、中学校の校門まで到着したときには昇平は疲れた顔になっていたが、それでも一言も文句を言わずに家まで往復した。一緒に走っていては、もうあまり問題なくなってきた。横断歩道でもちゃんと安全を確認してから渡っている。あとは中学校までの距離を楽に往復できる体力をつけることと、一人で行けるようになること。どちらも「慣れ」だな。

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9月4日(火)

 休み明け。学校でも家でも昇平は落ち着いて過ごしている。交通安全パレードに出品するかかし作りが始まったらしいが、最小限の指示で黙々と取り組んでいるとのこと。なんだか急に6年生らしくなってきたなぁ。

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9月5日(水)

 夜、私は町内会の会議のために出かけた。昇平は見たいテレビがあるので、自分からおばあちゃんたちにお願いして一番に風呂に入らせてもらい、私がいない間もテレビを見て落ち着いて過ごしていた。なんだか昇平が毎日落ち着いていて、本当にネタがない。いや、良いことなのだけれど……。(笑)

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9月6日(木)

 台風9号接近中。学校から明日の登下校に関する連絡が来た。バケツをひっくり返したような激しい雨が降るので、さすがの昇平も不安げに「沈まない?」と聞いてきた。これがずっと降り続けば危ないけれどねぇ。「雨はどこへ行く?」「川」「その川の水は最後にどこへ行く?」「海」「海は広いから、ちょっとやそっと雨が降ったって、あふれることはないよ」と言ったら、それで後は納得した。
 とはいえ、本当に台風直撃ルートなので、心配ではある。あまりひどい被害が出なければよいけれど。

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9月7日(金)

 台風9号通過。本当に関東から上陸して、東北地方の真ん中をまっすぐ北上していった珍しいコース。ここ福島県も、福島市の西側を通過していったらしいが、心配していたほど雨も風も強くなく、被害もあまり出なくて一安心。我が家でも、植木鉢が少しひっくり返されたくらいですんだ。
 朝、風の強い中、子どもたちは登校。学校からの呼びかけに応えて、大勢の大人たちが外に出て、子どもたちを見守ったり集団登校に同行したりしていた。今の親は子どもたちに過保護だともよく言われてしまうけれど、こんなふうに険なときに子どもたちをしっかり危険から守れる大人たちが大勢いる国というのは、やっぱりすばらしいと思った。日本という国はいい国だ。だからこそ、特別支援教育なんて考えだって広まっていくんだよね。

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9月8日(土)

 台風一過。蒸し暑いけれど、青空が広がった。「久しぶりの青空だ」と昇平が喜ぶ。宿泊学習に行ってきてから、昇平は青空を喜ぶようになった。橋を渡ったときには、増水した川に目を丸くしていた。
 『とーます!』の学習会で福島市へ。私は今日は託児係。昇平を含む4人の子どもたちを、もう一人の役員のお母さんと見ていたけれど、いろいろと楽しかった。風船バレーで盛り上がったり、ビニール風船を交代でふくらませて遊んだり。昇平は風船バレーには加わらなかったけれど、それでもいつの間にかしっかりそばにはいた。仲間ではいたかったんだよね。他の子が理解できなくて怒ってしまう場面もあったけれど、それも勉強。いろんな子がいて、みんなそれぞれにいいところがあって、がんばっていて――そんなことがわかってくると、昇平だっていろいろな子と仲良くなっていけるんだろうと思う。

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9月9日(日)

 旦那が二週間ぶりで休み。先日、中古車だけれど車を交換したので、それの試運転でドライブへ。旦那と昇平と私と三人で郡山市の牧場へ行ってきた。ところが、夏休みが終わっても牧場は混んでいて、あっちからもこっちからも赤ちゃんや小さな子の泣き声が聞こえてきて、昇平はつらそうだった。でも、そんなとき、以前なら怒り出して暴力的になっていたのに、今は涙ぐんだ目でじっと耐えている。それだけ大人にはなったんだな、と思った。午後からはそういう声からも離れることができて、牧場内の小川で楽しそうに遊んでいた。

[07/09/10(月) 16:21] 学校 日常 発達障害

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