昇平てくてく日記3
中学校編
いよいよ中間テスト
今日はいよいよ中間テストの本番だ。
一昨日までに数学の遅れていたところは教え終わったので、昨日はもう「自分のやりたいところを勉強すればいいから」と本人に任せてみた。すると、「わかった。理科と社会をやるから」と始めたのはいいけれど、30分もたたないうちに、「今日はここまでにしておく(にっこり)」と本を閉じる。
ちょっと待て〜! いくらなんでも、テスト前日にそれでは短すぎるでしょうがっ!
口出ししないつもりだったけれど、そう言って、もう少し頑張らせた。トータルとしては1時間くらいやったかな。それでも全然足りないのはわかっていたけれど、後はもう何も言わなかった。それで出てくる点数は、自分で勉強したことの成果。自分でやったことの結果は自分で引き受けてもらいましょう。(笑)
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昨日はテスト前最後の数学の授業があった。
どんな内容をしたのかと思って確認したら、学年の学習係の子どもたちが作ったテスト予想問題を解いていた。本当は朝自習の時間にするものなのだけれど、昇平たちは数学の授業中にとりくんだらしい。非常に良くできていたのでほめたら、「同じ問題を三回もやらされたんだよ。自習だったんだ」ちょっぴり憮然とした顔で昇平が答えた。
はぁ、なるほど、同じ問題を三回もね。では完璧にできるようにもなるか。
昇平が自習でもH先生はいたはずだから、同じ1年生のL子ちゃんの方の指導にかかりきりだったのだろう。ほんと、だいぶ遅れていたからなぁ。昨日の授業で追いつけているといいけれど……。
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今朝、昇平は割と張り切った顔で登校していった。朝起きるなり「今日はテストだ」と言っていたから、ちゃんとやる気になっていたらしい。
「テストは時間が長いし問題もたくさんあるから、がんばってね」と言って送り出した。
テストそのものもさることながら、5時間もあるテスト時間の間中、集中力を持続できるかどうか、わからない問題に出くわしても騒がずに取り組めるかどうか――そういうことのほうが心配になる。騒げば一緒にテストを受けている他の子どもたちに多大な迷惑をかけるし、本人だって中学の学習に自信をなくしてしまうから。
本当に、がんばってくるんだよ〜、昇平!
[08/05/23(金) 08:26] 学校