〔46〕父が怪我をする

２月２７日(月)
　フリースクールは休み。先週のトラブルを思い出したのか、若干不安定になったので、久しぶりでリスペリドンを１回服用。その後は落ち着いていた。

　夕方、旦那から、職場で転んで右脚をひどく捻挫した、と突然電話がかかってきたので、車で駆けつけて整形外科に連れていったら、捻挫ではなく右足首骨折だった。職場の裏口が凍結していて、滑って転んだ拍子に無理な力がかかったらしい。入院や手術は必要ないけれど、骨がつくまでに１カ月はかかると言われ、安静を言い渡された。右脚なので、当分運転もできない。家中であたふたしてしまったが、昇平はその割には落ち着いていた。

　夜、兄ちゃんから専門学校に合格したと連絡があった。こんな状況の中だが、嬉しい知らせだった。学校の紹介する不動産屋へアパートの斡旋依頼のメールを送った。

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２月２８日(火)
　昇平はフリースクール。回数券がなくなったので、自分で駅の窓口で買ってもらった。スクールでは落ち着いていたが、帰宅してから少々不安定。夕方にまたリスペリドンを服用した。

　旦那は仕事を休む。松葉杖を使って片脚だけの生活だが、少しずつ家の中を動けるようになってきた。旦那の車が職場に置きっぱなしになっているので、義母と取りに行って、私の車を義母に運転して帰ってもらった。
　
　不動産屋から連絡のメールがあって、３月１日に兄ちゃんとアパートの見学に行くことに決定。

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２月２９日(水)
　雪。昇平は今日もフリースクールへ。日中は落ち着いていて、駅から家まで３０分かけて歩いて帰ってきたりしたが、夕方から不安定になった。がんばってくれているけれど、やはり父の怪我も影響しているのかもしれない。

　私は旦那を病院へ連れていく。脚の腫れがひかないので、ギプスは土曜日ということになった。片脚や膝も使いながら、家の中をかなり動けるようになった。入浴もできた。

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３月１日(木)
　昇平はフリースクールへ。

　旦那は休み。

　私は朝９時に家を出て、新幹線に乗り、大宮で兄ちゃんと待ち合わせてアパートの見学へ。事前にメールで希望をしっかり伝えておいたので、スムーズに進んで、２つ目の物件に決定。今までより広くて綺麗なアパートで、兄ちゃんも気に入っていた。
　これから引っ越しの準備になるが、旦那がこの調子で私は手伝いにほとんど来られないので、引っ越し業者に掃除や荷造りまで一括して頼もう、と兄ちゃんと話し合った。
　忙しかったけれど、大宮で美味しいお茶や食事もできたし、兄ちゃんともいろいろ話せて、楽しいひとときだった。

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３月２日(金)
　午後からまた大雪。旦那は出勤して事務仕事はしても良いと言われたので、職場に顔出しに行った。私と昇平は、それを送迎したり、雪で帰りの足がなくなった義母を迎えに行ったり、図書館に本を返したり、買い物をしたり。

　昇平は相変わらず精神的に不安定。以前ほどひどくはないが、浮き沈みを繰り返している。

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３月３日(土)
　福島市内で親の会の学習会と総会。
　今回は昇平に留守番してもらい、朝８時に旦那を病院へ連れていってから職場へ送り、私は福島へ。総会が終了してから旦那を迎えに行って、５時過ぎに帰宅した。
　旦那は右脚にギプスを巻いてもらったので、前よりは安心して動けるようになった。

　昇平は朝食も昼食も、おばあちゃんに教えられながら準備して食べたり、散歩をしたり、いろいろがんばっていたらしいが、やはり夕方から落ち込んでしまった。父だけでなく、母の私も不在が多くて、落ち着かない週だったからね。その割にはよくがんばってくれたと思う。

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３月４日(日)
　旦那は公休。久しぶりで落ち着いた一日になった。

　昇平は相変わらず不安定だったが、今日は時間があったので、心配していることを紙に書き出して話し合ってみた。案の定、認知の狭さから来る誤解があちこちに絡んでいたので、それも紙に書きながら説明して解きほぐしていったら、その後は安心してとても元気になった。

　今日は旦那の誕生日。旦那が家にいるおかげで、今年は家族全員で祝うことができた。

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☆昇平のブログ→　「やつむの日常」
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[12/03/05(月) 10:53] てくてく日記