昇平てくてく日記4

高校編

てくてく日記・99「一対多で遊ぶ」

Shabushabu
旅館の夕食は「本当のしゃぶしゃぶ」
(ブログ「そっと、ひとりごと」参照)

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3/4(月)〜3/10(日)

月:家族旅行(飯坂温泉)
火:家族旅行
水:フリースクール
木:学校(HR)、兄ちゃん帰る
金:休養日
土:親の会の学習会・総会に同行
日:休養日

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 長男の卒業・就職と昇平の進級と旦那の誕生のお祝いに、一泊で近場の温泉へ家族旅行へ行った。
 旅行の様子は、ひとりごとブログに 「飯坂温泉 双葉旅館ふたたび」というタイトルで詳しく書いたけれど、とても美味しくて楽しい家族旅行になった。

 この旅行を通じて発見したのは、昇平に「一対多」の遊びができるようになった、ということ。今までのような一対一の遊びではなく、多人数でグループになっての遊びが長時間できるようになっていたのだ。
 旅館では「寿司ジャン」というファミリー麻雀ゲームを持っていったのだが、昇平もまともに一緒に遊べるものだから楽しくて、二日にわたって延々そればかりをやっていた。

 土曜日には、親の会の活動で福島市に行ったが、私が学習会や総会に出席している間、昇平をはじめとする子どもたちは、ボランティアの福島大学の学生さんと一緒に遊んで過ごしていた。
 ここでは、昇平が持っていったトランプで、ババ抜き、神経衰弱、七並べ。ボランティアのお姉さんの発案で、「お絵かきしりとり」もしたらしい。午前午後合わせて5時間近い長丁場だったのに、飽きることもなく、楽しくなごやかに過ごして、「ああ、楽しかった! 楽しい時間ってあっという間だな」と言っていた。いつもなら子ども同士携帯ゲームもして楽しむのだが、とうとうゲームの出番はなかったらしい。これも画期的な出来事だった。

 「一対一」の関わりの段階を経て「一対多」の関わりの段階に来た昇平。多人数での関わりがしっかりできるようになれば、次はいよいよ「社会参加」の段階が来る。
 標準の発達段階からは遅れているけれど、それでもしっかり社会性を伸ばしているんだなぁ、としみじみするのと同時に、その時までに昇平が社会参加できる「場所」を見つけていきたい、と心から思った。

(2013.3.11記)

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 http://asakuratown.sets.ne.jp/

[13/03/11(月) 13:01] てくてく日記

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