てくてく日記・１００「兄ちゃんの引っ越し準備」

兄ちゃんの部屋にはリラクマがいっぱい

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３／１１（月）〜３／１７（日）

月：フリースクール
火：フリースクール、父母：兄ちゃんのアパート契約に関東へ
水：フリースクール
木：フリースクール
金：休養日
土：休養日
日：Ｔ君遊びに来る

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　祝「てくてく日記４」１００回目！（笑）
　いつも私たち親子を見守ってくださって、ありがとうございます。
　明日早朝から外出するので、日曜日のうちに日記を更新します。

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　昇平は月曜日から木曜日までフリースクールへ行き、週末はひとりで遊んだりＴ君と遊んだりと、特にいつもと変わりのない週だったが、私と旦那は来週に控えた長男の引っ越し準備で、本当に忙しい週だった。


　月曜日、私は市役所へ引っ越し関係の書類を取りに行き、東日本大震災発生時の１４：４６にはテレビの式典に合わせて黙祷。そういえば、去年の今頃も非常に忙しかった。しみじみとこの日を過ごすことはできないなぁ、と苦笑してしまった。

　火曜日は旦那とマイカーで朝５時半に出発して、長男の赴任先のアパートの契約へ。その後、長男を今のアパートへ送ってから帰ってきたが、関東圏の道路が混むことを失念していて、予想以上に時間がかかり、帰宅は夜１０時半過ぎだった。走行距離は６５０Ｋｍ。これを一人で運転したのだから、旦那は大変だった。

　水曜日からは、引っ越しに関する各種手続きを、長男と電話などで打ち合わせながら進め、必要な生活用品をこちらで買いそろえた。昇平ほどではないけれど、長男も少し丁寧に面倒をみなくてはいけない子なので（と私は思っているので）、こちらでもチェックリストを作って、漏れがないように一つずつ確認して進めていった。

　土曜日には長男が専門学校を卒業した。たった１年間だったけれど、その間にとても大人になったし、元気を取り戻してくれた。４月からは社会人。つらくて苦しい時期を乗り越えて、よくがんばってくれたと思う。「ご卒業おめでとうございます」と福島の自宅からメールを送った。

　日曜日は、引っ越し手伝いを翌日に控えて、持っていくものや重要書類の準備。転出届や年金手帳、アパートの合い鍵など、絶対忘れちゃいけないものがたくさんあって、私も緊張する。


　とまあ、私は一週間まるまる長男のために駆けずり回っていた。
　その間、昇平はおとなしく留守番をしたり、フリースクールへ行ったりしてくれたのだが、案の定というか、やはり精神的には不安定になるようで、私のいる夜にはまた心配を思い出してぐずぐず言っていた。どれも解決したはずの心配なので、やっぱり、私たちが兄ちゃんにかかりっきりでいるせいなのだろう。自分が忘れられているような気がして、淋しいのかもしれない。
　でも、私は今までずっと昇平にかかりっきりだったから、その間は、兄ちゃんのほうがそんなふうに我慢していた。私にとっては、兄ちゃんも昇平も同じ、大切な我が子。障害があるのもないのも全然関係ない。「今までずっと君を見ていたんだから、今度は兄ちゃんのほうに力を注がせてね」と昇平に話した。

　月曜日からの引っ越しには、昇平も同行しすることになっていて、「一緒に手伝うんだ。兄さんのアパートを見て、街の様子も見るんだ」と言って楽しみにしている。
　お手伝い、よろしく。

（2013.3.17記）

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[13/03/17(日) 16:24] てくてく日記