昇平てくてく日記4

高校編

てくてく日記・123「昇平のブログ」

Yatsumu2
ブログに載せている昇平の自画像

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8/19(月)〜8/25(日)

月:フリースクール
火:前期末試験1日目(ワープロ)
水:前期末試験2日目(理科)
木:フリースクール
金:前期末試験3日目(日本史)
土:休養日
日:T君の家へ遊びに行く

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 まずは、昇平が自分で試験や自分自身について書いたブログの記事からご紹介。(瀬文やつむというハンドルネームを使っています)
  ↓
 http://ley.cocolog-nifty.com/da_silver_zone_/2013/08/post-40fb.html

 やっぱり、自分自身についていろいろわかってきている。だけど、読んでいてなんだか笑えてくるのは何故だろう……?(笑)

 補足をするなら、「暑さや勉強、他人事やゲームなどの様々な困難にも負けない鋼の心を持ち始めた」という文章の意味は、本人も言っているとおり、ちょっと大袈裟だけれど、「今までのように暑さやテストのプレッシャーなどの様々な心配事にも負けなくなってきた」という意味だったりする。
 特に「他人事にも負けない」というのは、ニュースなどで世の中に困っている人や事件に巻き込まれた人のことを聞くと、必要以上に心配してパニックさえ起こしていた状況から、「それは大変なことではあるけれど、しょせんは他人に起きていること。自分とは関わりのないことなんだ」と考えられるようになってきた、ということ。
 この台詞だけを聞くと、「世の中の弱者に対して他人事だなんて薄情な!」と思われるかもしれないけれど、実際には、昇平は自分と他人の間の区別が明確につけられなくて、他人に対して過度の心配をして混乱していたわけだから、「他人は他人、自分は自分」という基本が身についてきたというのは、大きな進歩。それでも少し心配になるのか、「他人事って考えていいんだよね?」と私に確かめてくるから、「一般的には他人事にしてはいけない、って言われるけれど、君の場合は最初から親切で他人がすごく心配になるんだから、それがデフォルトの人の場合は、他人のことは他人事って考えていいんだよ」と話して聞かせた。
 本当に、他人を思いやらなくちゃいけない、とか、自分だけ楽をしてはいけない、とかいう一般向けの道徳が、昇平みたいな人たちを知らない間に追い詰めていることって、けっこうあるのかもしれないなぁ。

 この文章を書いているのは8月26日。今日で昇平は満18歳になった。

(2013.8.26記)

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☆昇平のブログ→ 「826番目のココログ」
http://ley.cocolog-nifty.com/da_silver_zone_/


☆朝倉玲の総合HP→ 「アサクラ・タウン」
 http://asakuratown.sets.ne.jp/

[13/08/26(月) 24:54] てくてく日記

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