てくてく日記・125「東京へ修学旅行に行く」
昇平が送ってきたスカイツリーの写真===============
9/2(月)〜9/8(日)月:フリースクール
火:修学旅行1日目
水:修学旅行2日目
木:休養日
金:休養日
土:父公休、外出
日:休養日
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昇平は高校の修学旅行に参加してきた。
貸し切りバスで行って、1日目は東京ディズニーリゾート(TDR)で遊び、2日目にはスカイツリーに上り、水上バスで隅田川を下り、お台場で遊ぶという、なかなかハードな一泊二日のスケジュール。
自由行動が多いし、昇平は他の子たちが好むような絶叫系やドキドキ系のアトラクションが苦手なので、TDRでは一人で行動するようになると予想がついた。念のため、保護者会の時に担任に「大丈夫、参加できるでしょうか?」と聞いてみたら、「大丈夫でしょう」という返事。昇平自身も「行きたい」と言うので、思い切って送り出すことにした。
まあ、困ればちゃんとヘルプが出せる子だし、TDRはスタッフの対応がすごくしっかりしているところだから、きっとなんとかなるよね……。
到着前、昇平はバスの中からスカイツリーの写真を送ってくれた。でも、後はそれっきり。TDRでの時間が終わってホテルに戻る時間になっても、メール一つよこさない。旦那も落ち着かない様子をしていたが、夜中までまったく連絡がないので、きっと大丈夫だろう、ということになった。
「あの昇平が一人で修学旅行に行ってるんだからなぁ。こんなことができるようになるなんて、昔は想像もしていなかったよな」と旦那がしみじみ言った。
結局、昇平は福島に帰りついて、電車に乗るときまで、何も連絡をよこさなかった。
電車を降りて私の車に乗り込んだときに、「お帰り。よく頑張って行ってきたね。すごいね」と言ったら、「すごいだろ〜? もっと誉めていいんだよ〜」と茶目っ気たっぷりに言ってきた。あのね。
でも、本当にすごいことだから、たくさん誉めてあげた。
彼が一番心配していたのは、TDRの中でのことではなく、夜、TDRからホテルへモノレールで移動するのを、間違わずにうまくできるだろうか、ということだったのだが、「結局、先生たちが駅やホテルで待ってて、みんなも集まってきて、団体行動だったんだよ」と教えてくれた。まあ、先生方だって要所要所には立って、子どもたちが危険に遭わないようにちゃんと見ていてくださるよね。昇平としては、ほっとしたけれど、ちょっと拍子抜け、という気分だったらしい。
翌日は天候にも恵まれ、スカイツリーの展望台から東京が一望できて、家やビルがとても多いことにびっくりしたらしい。前の晩に見た東京の夜景も美しくて、その灯りのところに人がいるんだと思ったら、とても感動した、とも言っていた。TDRで遊んだことより、そんなふうに、大勢の人の存在を実感したことが大きな収穫だった、昇平の修学旅行だった。
(そして、その後は疲れが出て、週末まで起きるのと昼寝を繰り返していた昇平だった。お疲れさま)
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[13/09/09(月) 16:37] てくてく日記