てくてく日記・149「震災から3年」
昇平が作った野菜炒め。下ごしらえが丁寧
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3/10(月)〜3/16(日)月:フリースクール
火:フリースクール、震災から3年
水:フリースクール
木:フリースクール
金:フリースクール、夜少し不安定
土:休日、散髪
日:休日、TくんL子さん遊びに来る
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東日本大震災から丸3年が過ぎた。あっという間のような、とても長かったような3年間だった。
3年がたったからと言って、特に何をするわけでもない普通の一日だったけれど、地震が起きた午後2時46分には、テレビの式典に合わせて旦那と黙祷をした。テレビの特集番組が多かったので、昇平とはなんとなくその時のことを話すことも多かった。
「いろんなことがあったし、今だってぼくは完全ってわけじゃないけれど、あのときああいうことがあったから、今のぼくがあるんだと思うんだよね」と昇平が言ったときには、「うん、そうそう!」と思った。
まだ時々落ち込むし、自分に自信がなくなると社会への不安が湧いてきて不安定になるけれど、自分なりに整理をつけて、一生懸命周りを見ながらまた立ち上がってくる。
そんな昇平に私が言ってあげることは、ただこれだけ。「転んだっていいんだよ。回り道したってかまわない。迷いながらでも進んでいけば、経験した分だけ必ず前よりも良くなっていくんだから」
それは世間一般とか普通とかいうものと比較した話ではなくて、あくまでも、自分自身が前よりも良くなっていく、という話。でも、それが本当の成長なんだ、と私は思っている。
日曜日にはTくんとL子さんが遊びに来た。
中学時代にはL子さんともいろいろあった昇平だけど、2月のバレンタインデーには「友チョコ」をもらい、今月のホワイトデーには、自分で選んだ「マシュマロ」をお返ししていた。あの時代があったからこそ、今でも仲良くいられるのかもしれないな、と思う。
(2014.3.17記)
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[14/03/17(月) 20:13] てくてく日記