てくてく日記・169「形見分け」
形見のしおりをバッジと一緒にバッグにつけた
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9/15(月)〜9/21(日)月:祝日(敬老の日)
火:フリースクール
水:フリースクール
木:フリースクール休み・床屋へ
金:フリースクール休み・病院へ、
土:祖母の形見分けのために郡山へ
日:帰宅
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今週は祝日と先生の出張が重なったのでフリースクールの日数が少なかった。
週末には私の母の形見分けのために、昇平と郡山の実家へ。母が使っていた椅子型ポータブルトイレや、母が描いた日本画、衣類、趣味で買いそろえていた世界旅行のビデオテープなどをもらってきた。私はまだ肩が痛くて荷物が持てないので、昇平に一緒に来てもらって、荷物を車に積み込むのを手伝ってもらった。昇平は力はあるので、実家の二階から古くて重いスチール棚を外に運び出す仕事も頼まれて手伝ったりと、たくさん役に立ってくれた。
でも、「すごく助かったよ、ありがとう」とお礼を言うと、「そんなふうに言ってくれてありがとう」と逆にお礼を言われてしまった。誰かの役に立って「ありがとう」と言われるのは、とても嬉しいことだったらしい。
その日は実家に泊まり、他の親戚たちと食事をしたり話したりして過ごした。
その前日の金曜日に薬をもらいに病院へ行ったのだが、祖母が亡くなって葬式に参列したことを話したら、「よい経験をしましたね」と先生に言われた。
今回も、形見分けのために郡山へ行く話をしたら、「郡山に行っても、もうおばあちゃんはいないんだね。行くといつもいた人がいないってのは、なんだかだね」と言っていた。昇平なりに祖母の死を受け止めて、自分の中で整理をしているんだな、と改めて思わされた。その後、形見分けの場面も見て、また何かを感じただろうと思う。
形見にもらってきた中に、
さをり織りのしおりがあったので、金具を壊してしまった
見えない障害バッジと組み合わせて、昇平のバッグにつけてあげた。お母さん、これからも昇平を見守ってね。
(2014.9.22記)
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[14/09/22(月) 20:24] てくてく日記