昇平てくてく日記2

小学校高学年編

【新刊紹介】「自閉っ子、深読みしなけりゃうまくいく」

藤家さんとの対談本「自閉っ子、こういう風にできてます!」や自伝「俺ルール!」を出されたニキ・リンコさんが、また花風社から新刊を出します。
題して「自閉っ子、深読みしなけりゃうまくいく」。
その新刊案内メールを、花風社の承諾を得て、ご紹介させていただきます。

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 お世話になっております。花風社です。

 花風社ではこのたび、ニキさんに「特別支援教育」について考えてもらい、あれこれしゃべってもらった記録を本にまとめました。
 タイトルは「自閉っ子、深読みしなけりゃうまくいく」。(税込 1,575円)
 
 この本は、仲本博子さんというお母様にもご参加いただきました。
 仲本さんは日本人ですが、だんな様は日系アメリカ人三世、お子さんたち二人は日系四世で、そのうちのお一人が自閉っ子のトニー君です。「療育先進国」とちまたでは言われているアメリカの療育現場について現実を語っていただき、その話を「あくまで」参考に、ニキさんが日本の自閉っ子支援策をあれこれ語ります。

 実を言うと、発達障害者支援法が施行されて以来、「特別支援教育についてニキさんの意見がほしい」というリクエストは各方面から寄せられていました。
 でも自閉っ子のニキさんにとって「見えないものは、ない」。自分が受けたことのない「特別支援教育とかいうもの」を想像するのは難しいことでした。
 そこで仲本さんのご協力をいただき、浅見がアメリカに飛び、その結果報告を参考に、ニキさんにあれこれしゃべってもらったのです。そうするといつものとおり「おおお、そうなっていたのか、自閉っ子っていうのは!」という目からウロコの話がこんこんとわき出てきました。そして出てきたのがタイトルにもなっている「自閉っ子、深読みしなけりゃうまくいく」という言葉です。
 
 今回花風社は、従来の「アメリカ療育事情紹介本」には見られなかった次の二つの点についても取材してきました。
・アメリカの自治体はどうやって療育費用をひねり出しているのか?
・アメリカはどういう仕組みで療育の専門家を増やしてきたのか?
 また、浅見自身の地元である横浜を初め、日本各地で始まりつつある「日本、捨てたものじゃないじゃん」と思える取り組みなども紹介しています。アメリカのマネではなく、どうやって日本の社会と自閉っ子にふさわしい支援をしていくか、ニキさん、仲本さん、そして浅見であれこれ考えた一冊です。
 
 本書の書店発売は3月下旬となりますが、本MLをごらんの上お申し込みの方には送料無料で2月下旬に発送いたします。
 花風社のHPからもお申し込みいただけます。
http://www.kafusha.com/shinkan/shinkan.html

 この新刊と同時にお申し込みの本は、すべて送料無料となります。
 以前から「読みたいな」と思っていた本がある皆様、どうぞこの機会にお申し込みください。発送は新刊と同時に2月20日以降となります。
 
 自閉スペクトラム関連書についてはこちらをごらんください。
http://www.kafusha.com/jiheisho/jiheisho.html
 
 最後にニキさんから聞いた大変印象深い言葉でこのMLを締めくらせていただきます。
「話せば長いんですけど、実を言えば私たちの振る舞いには とっても浅いワケがあるのです!」 ニキ・リンコ
 
 この本を読めば、この言葉の意味がわかってきます。
 
 今後とも花風社の本をよろしくお願いいたします。

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(株)花風社
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mail@kafusha.com

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☆おまけ
実は、この「昇平てくてく日記」の内容も、日本の事例として、本の中で取り上げられています。
まだ現物が手元に届いていないので、どんなふうに紹介されたのか、私自身もよくわからないのですが……。(^_^;)
興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。

[06/02/14(火) 15:04] 療育・知識 発達障害

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