昇平てくてく日記2
小学校高学年編
ことば遊び
またまた連絡帳から。
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2月2日(木) 記録者:母
昇平が私の携帯でゲームをしているうちに、充電のメッセージが出ました。
「充電して」
と手渡してきたので、
「どれ、携帯くんがお腹空いたって言っているから、ご飯をあげましょうか」
と言ったところ、それをおもしろがって、
「携帯の口はここ?(充電端子の差し込み口)」
「(ウィンドウに出てくるアンテナマークを指さして)これは携帯の耳?」
「ご飯は電気? 今日のメニューはね、ボルトライスと電気漬け物とスパークみそ汁だよ」
「でもお、全部食べてもまだ足りないって。食いしん坊だなぁ……」
と空想とどまるところを知りませんでした。
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2月3日(金) 記録者:ドウ子
楽しそうですね。想像力があったり、ことばを知っていたりしても、ユーモアがわからないとできませんね。
よく”ことばを文字通りとらえてしまって、冗談がわからなくて日常生活で困る”という事例を聞きますが、昇平くんは、この分野は得意そうですね。
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2月14日(火) 記録者:ドウ子
昨日、昇平くんが私たちにクイズを出しました。
テレビでやっていたそうですが、こんな問題でした。
★問題 トリノオリンピックに出られるのは、『オレ』『ボク』『ワシ』……のうち誰でしょう?
☆答え 『ワシ』(「鳥の」オリンピックだから)
今日、また同じようなフレーズのなぞなぞを言い出したので、また同じかと思っていたら、とてもグレードアップしていました。そして、自分で考えたんだ、と言って、とても得意そうでした。その問題はと言うと……
その1
★問題 焼き鳥のオリンピックに出られるのは誰? オレ、わたし、わたくし、ワシ……
☆答え 焼き鳥なので『わたくし』(わた「串」)
その2
★問題 焼き鳥の炭が燃えて灰になったオリンピックに出られるのは誰? ワシ、わがはい、わたし、オレ……
☆答え 『わがはい」(わが「灰」)
ことばを操って楽しんでいる姿から、小さい頃はことばの発達がゆっくりだった……という昇平くんの姿は、すっかり消えているように感じました。
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本当に、ここまで発達したんだなぁ、と思うと、感無量な母だったりする。
とはいえ、昇平のことば遊びはほとんどダジャレとオヤジギャグの世界なので、実際に聞いていると、感動するより「なんじゃそりゃ〜!」と突っ込みたくなることの方が多いのだけれど……ね。(笑)
[06/02/18(土) 08:28] 学校 日常 発達障害